変化を隠すマスコミ
大本営の時代からマスコミは嘘つき。現在の世界の変化は凄まじいが、これも隠すつもりのようです。
隠すと何がいけないかというと、変化が突然起こってしまうからです。本当のことを知っている人だけは準備ができるけど、何が起きているのか知らない一般の私たちは置いてきぼりにされてしまう。
インドでは、突然高額紙幣が廃止となり、誰もが困っている状況はまだ続いています。しかし、このことを事前にもし知っている人がいたとしたら、準備ができるし、困難を逆手に取って、大儲けしたかもしれません。
時代が進むにつれて、情報の価値は増大しています。正しい情報をいち早く握れる立場の人にとっては、非常に有利な時代になっています。
マスコミの責任は大きいのですが、変化を隠し、一部の御用機関となり下がっている。マスコミの目的は真実を伝えることではなく、人々を上層部にとって有利な方向に誘導するお仕事をしているようです。
なので、簡単な開運法とも言えるのは、マスコミの情報と反対の価値観、反対の生き方を目指すだけでも、そんなにおかしなことにはならない、、、という皮肉な結果となるでしょう。
一番簡単な開運法と言えるかもしれませんね。しかし、誰もが、それができるとは限らない。いえ、ほとんんどの人ができないことだと思います。
権威バイアスに現代人はかかっていますから、みんなが言うこと、みんなが思うことを本当だと思うことで、安心したいからです。
会社などでも、何か重大なチャンスがあっても、あまりチャレンジしようとしない。もし失敗したら大変だからと。
このままでは先がないと思っても、みんながやっていることをしていれば、失敗しても自分には責任はない、、と。
こうした風潮が会社組織で、官僚組織で、政府組織で起こっています。続いています。
しかし、それでは津波が来た時にも逃げられない。何が正しいかと、何が一般的かと、そんな検討をするまでもなく逃げるしかない。
だが、マスコミは津波が来ているのにそれを教えようとしない、、、そんな状況になっている。日常のルーチンを黙って行い、ロボットのように生きていれば大丈夫と、暗に人々を誘導している。
本当に怖い段階に来ています。
私は二年ほど前に福岡行きの飛行機の中で、火山の爆発を目撃しました。勢いよく煙が垂直に上り、ある一定の高さまで行ったところで、今度は水平方向にどこまでも煙は伸びている、、、
火山の爆発だと素人の私でさえ確信できる。最初は噴火の勢いで垂直に煙が昇る、、その後、煙の勢いが弱まれば、今度は風にのって水平に伸びる、、、火山の爆発以外に考えられない、、、
福岡の飛行場で、やはり火山が爆発したことを知ったのですが、飛行機の乗客は誰一人、私の火山爆発説に乗ってこず、乗務員も雲と言い張る。
なんだかな、、、という気分でしたが、権威あるところが判定しない限り、何も起きてないと思う人が多いということなのです。
ほとんどの人が自分の判断を怖がる、、、しかし、津波が来れば、自分の命が亡くなるのですから、本当は自己判断が生きる上では何より大事。
これをどこも教えてくれない。会社に入れば安心、、、保険に入れば安心、、、経済的安定が第一、、、すべてをお上に任せる、、、自分では何ひとつ判断しない、、、
それで生きられる時代は私は過ぎたと思います。マスコミの言うことを間に受けていったら、命を取られる時代に入っている、、、
潰れる銀行が明日潰れると誰が言うでしょうか。潰れる国がもうすぐ潰れると言うものでしょうか、、、
もちろん、これは例であって、本当に銀行や国が潰れると言っているのではありませんが、それも本当は自分で判断した方が良いといいたいのです。
どう判断するか、、、それは人によって、見るところも気にするところも違って当然。
電車の中の殺気だった乗客の群れを見て、この時代はそろそろ危ない、、、と感じる人もいれば、銀行の株価を見て、なんでこんなに安いのだろう、、、といぶかしく思い、危険を察知する人もいるのかもしれない。
長期金利が人知れず上昇に転じたのを見て、そろそろやってくるぞと思っている人もいるでしょうし、トランプが大統領になることで、天下の秋を感じた人もいるはず。
また、思わぬ心優しい若い人達と接して、次の時代はきっと良くなる、、、と確信する人もいると思うし、自分勝手な老人が多いことに憤り、あの人たちが作った時代はもうすぐ終わると、そう思う人もいることでしょう。
また、乱暴で自分勝手で凶悪な若い人の犯罪や、組織だった不正を見て、この世は終わりだと感じる人もいるかもしれない、、、
人によって、感じ方の違いがあって当然ですが、どの感じ方でもいいのです。自分が感じ取り、そこから受け取ったものを今後の自分の生き方に反映していくことが大切だということです。
自分の感じ方をないがしろにして、マスコミの操作に気づくことなく、突然、あれ、、、こんなんじゃなかったはずなのに、、、と嘆く生き方は損だということです。
危機が近づけば、嘘は多くなります。困難な時代にはマスコミは嘘しか言えません。テレビ離れ、新聞離れが起きているのは、私たちの動物的直観が大きく影響しているのかもしれません。
マスコミの誘導に気づき、それと反対の態度を選択するだけで、大きな収穫を得ることも逆にできる時代になっていると思います。
ロシアの日本担当相が、岸田外務大臣と握手もしなかった、、、とのニュースがありますが、一方では、ちゃんとしているよ、、、との写真もある。
一体どちらが正しいのかはわかりません。しかし、マスコミが私たちをどちらに誘導しようとしているかはわかります。
日本の外務大臣と握手しないって、、、やっぱりロシアのやることは信じられない、、、と思ったら、乗せられたわけです。
かといって、本当にロシアが信用できるか、、それも不明です。ただ、乗せられて判断してはいけないという、これからは本当にトンチの感覚でマスコミ情報を見ていくと非常に面白いと思います。
イタリアでは改憲反対が勝ちました。次はEU離脱でしょうか、、、オセロの駒が白黒白黒と目まぐるしく動いています。
何が真実かは、あなた個人の目で見て、判断し、自身の今後の生き方を決断していけば、今ほど可能性がある時も珍しいと思います。
思い切っていいと思います。どうせ必ず大変化があるのです。変化なくして、マスコミがこれだけ人々を一定方向に露骨に誘導することはありません。
変化が近いからです。確実だからです。自分だけ逃げたい人がいるからです。沈む船と浮かぶ船は、マスコミの誘導する方向と逆に賭けた方が得策だと、私個人は思っています。