吸引サイクルと崩壊サイクル

フリーエネルギー原理の説明が続いていて退屈をお感じになられる方も多いかと思いますが、今回はわかりにくいと言われる、吸引と崩壊のサイクルについて、前述の内容に付け加えて説明させていただきます。

呼吸と同じようにエネルギーの流れにも吸引と崩壊の二つの流れ、サイクルがあります。飯島先生は崩壊という言葉はお使いにならず、放出サイクルとおっしゃる場合が多かったと思います。

放出も崩壊も同じとお考えください。
ギャップを元に戻そうとしてエネルギーが注がれる際に放出サイクルからスタートするのか、もしくは吸引サイクルからスタートするのかは、重要です。

私の言い方になりますが、意識から出発しているものが吸引サイクルであり、現象を受け取るものが崩壊サイクルです。

命は波動であり空であり無でありますが、イノチは常に振動しています。ただその振動は最小の振動であり、計測できないゆえに学術的には無と言わざるを得ません。

その無からエネルギーが訪れるのです。無にあるものは、無ですから、有限のものではありません。意識は無に属しますので、無は意識と言ってもよいのです。

創造のサイクルはすべて無からスタートしますが、簡単に言うと、意識からスタートすることになります。

しかし、実際の私たちの世には、意識からスタートするものと、結果からスタートするものという、二つの方向性が出てきます。

朝起きて、ああ、仕事に行かなくちゃ、、、となれば、それは崩壊のサイクルの中で生きていることになります。

朝起きて、さあ、きょうは何だったっけ、、、会社に行って、まず、あれをやろう、、これをしよう、、、という姿勢になれば、それは吸引のサイクルの中で生きていることになります。

あくまでも例ですが、決して的外れではないと思います。朝を例にしてみても、一日の自分の生き方のスタンスが、やらされてる風か、もしくはやってる風かで、崩壊か吸引かが決まります。

あくまでサイクルですので、呼吸のように、吸引と崩壊は起こるのですが、どちらが先かによって、自身を取り囲む意識場が違ってくるのです。

朝起きて、ああ、、、いやだな仕事か、、、という場合でも、まずごはんを食べて、、、、、と次に思い出し、そうだ、好きなタラコがあったっけ、、、、となれば、、がぜん、意識が自分のペースになってきますので、崩壊のサイクルの中にあってもどうにかそうした前向きなものに従って体を動かし、会社に行ったりすることができます。

しかし、朝ご飯のタラコも、通勤途中にである魅力的な異性も、ついに前向きな意識にならないとなると、崩壊のサイクルの中にどっぷりつかり、ついには体を動かすこともできない、一般に言われる鬱を引き起こす場合もあるでしょう。

病気になる人もいれば、やけになって生き方を踏み外す人も当然出てくるでしょう。

逆に吸引サイクルからスタートすれば、朝起きて、そうだ、あれをやろう、、これをしよう、、、とかなり前向きになるわけですが、その中でも、あっ、冷蔵庫のタラコがなくなっている、、、ということがあっても、まっいいか、、、と、本体に影響を与えることはなくなるわけです。

卑近な例になってしまったかもしれませんが、このように、生きる姿勢に伴う意識が、放出サイクルから始まるのか、吸引サイクルから始まるのかによって、こうした生き方の姿勢が決定されてしまうでしょう。

では、この崩壊か吸引かを決定するものは何か、、、ということですが、それが意識圧であるということです。

私たちは神であり、創造者なのです。自身の意識圧が作ったギャップを埋め合わせるエネルギーの到来は、吸引サイクルになります。

物との認識による意識は、人の作った意識に従いますから、崩壊サイクルからのスタートになります。

この崩壊と吸引は、小さな出来事の一つ一つの決断時にも表れますが、もっと大きな自身と世界をどういう関係でとらえているか、、、、という世界観と関係します。

この世は物質で、すでにあるものに従う、、、という意識の前では、常に崩壊サイクル優先となります。

物質は結果物ですから、誰かの作ったものです。会社の社長でもいいし、リーダーでもいいし、国家の指導者である場合もありますし、宗教という神が相手の場合もあるでしょう。それらが創造者であり、あなたは奴隷になります。

いずれにしても、すでにあるものに従う意識は、崩壊サイクルから始まるエネルギーのスタイルになります。

これに対し、自身の意識からスタートするものは違います。すべては意識から生じるのです。どんなに具体的で物質的なものであっても、取り組む際の意識次第で仕事が違ったものになるのです。

会社に行って仕事をする、、、会社は自分の会社でもなく電車も人の電車に乗る、、、それ自体は当然です。

しかし、その会社に行って、仕事を、通勤で電車に乗ること自体の意識が自身のものかどうかということです。

やらされている、、、というのでは、外部が重要視されてしまっています。

やってる、、、というのでは、自身の意識が重視されています。

これによって、同じ仕事をしても崩壊が進む人と、吸引が進む人に分かれるわけです。

同じことをするにしても、一度、自分の中に入れて、自分のものとして取り組めば、そのサイクルは吸引になります。

ひふみ神示には、これから人は毒を食べるようになる、、、というようなことが書かれていますが、それでは大変なので、すべてを神にささげろ、、、一度ささげてから食べろ、、、ということをすすめている。

神に捧げれば、それは物ではなく神からのゆずり物となり、毒もなくなる、、わけだと。これはまさにサイクルを変えることと同じなのです。

同様に、私たちも、まず、何をするにしても、自身の意識の中に芽生えた新しい思いからスタートすれば、吸引のスタートになります。

その姿勢で生きていれば大丈夫なのですが、どこかで、この世的な力を優先させ、物を生み出す力よりも物自体を優先させる意識に至ったとき、エネルギーパターンはパタンと崩壊サイクルに入ってしまうのです。

逆に、崩壊サイクルからスタートした姿勢でも、どこかで、もういいや、、、もうやめ、、、死んだってもうこんなことやだ、、、というような、物や実態から来る意識とは異なる無の意識地点に戻ったなら、その時からその人は吸引サイクルに変化するので、すべてが良くなっていきます。

物に従うのか、、、物を所持し、物の力を見せつけるものを最大のものとしていきるのか、、、小さくとも自身の中にある意識からすべての事柄を生み出すのか、、、その違いが、吸引と崩壊の違いです。

現在は残念なことですが、多くの人が崩壊のスタイルになじんでいます。なので、地球自体が危なくなっているのですが、少なくとも金融の不自然さは近いうちに崩壊する以外にないでしょう。自然が崩壊を始めたらこれは大変なことですが、十分にその可能性はあります。

不自然な人間の行いによることが唯一の原因です。けっきょく、多くの人の意識が物信仰の崩壊から物を作る原因の世界の意識に変化しない限り、やはり無理なのです。

吸引と崩壊のサイクルはまだまだ例を挙げ、色々な角度から今後も語りたいと思います。

お知らせ
MIチューナーの進捗状況についてのお知らせ

MIチューナーのご予約をいただいております皆さまへ、発送の進捗状況についてお知らせ申し上げます。

8月中旬から下旬に発送する予定でおりましたところ、8月31日現在、チューナーの入荷が遅れております。お待ちいただいています皆さまには、大変ご迷惑をお掛けする次第です。

MIチューナーはニチオン製の高品質チューナーですが、人の手によるところの多いもので、一般に市販されているプレスしたままを製品化するチューナーと著しく違っております。

一本一本に手作りの工程があり、とくに最終チェックはニチオンの天才的な職人の個人的なもので、又の部分が光って筋が入っているものが多くあります。

それは最終チェックで又の部位を削り取った傷後で、極めて高度な業であり、ニチオンチューナーが世界一といわれる所以でもあります。

こうした天才的な職人が現在入院中でおります。

そのため、製品の納品が一ヶ月は遅れるということになり、9月中には大丈夫とのお話しを得ております。

お待たせした上にさらに一ヶ月ほど期間が伸びることになりますが、どうかお待ちいただけましたら幸いに存じます。

他の体制によるチューナーも世界のニチオンのものでまったく問題はないのですが、MIチューナーの伝統は最後まで守り続けたいと思っています。

       MIチューナーご予約の皆さまへ    
                   
   2016年8月31日  
                              マドモアゼル・愛

現在お待たせしておりますチューナーは下記となっております。

鏡面仕上げノーマルチューナー528Hzの100番目以降にお申込みいただいた分
ノーマルチューナー528Hz
エンジェルチューナー
ソルフェジオチューナー6音セット

以上です。
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