4月4日午後9時 皆既月食

4日に皆既月食があります。夜9時ですので、ちょうどよく眺められる時間です。

太陽はおひつじ座、月はてんびん座。私の天文歴によればてんびん座14度23分における皆既月食。

天体の配置はかなりハードで、この月食にはおひつじ座の天王星、やぎ座の冥王星が絡んでいます。

月食と天王星は1度で合、冥王星も92度程度しか離れていませんので、正式にスクエアを形成します。

この数年の最大の星の配置は、天王星と冥王星の90度であることは、昨年も今年も語ってきました。

天王星と冥王星のプラネタリパターンは、全アスペクト中で最大の変化を示すものです。そのアスペクトに正確に皆既月食が起こるわけですので、何もないと考える方に無理があるというのが、占星術的な解釈と言えます。

皆既月食は、太陽によって月が隠される現象です。(占星術ではそのように考えます。実際は地球の影に入るのですが)太陽は政府、月は庶民です。政府の政策によって庶民が犠牲にされ、追い込まれるわけですが、そこに最大変化の天王星と冥王星のアスペクトが絡んでいるのです。

直訳すると、政府の政策によって疲弊した庶民に怒りが起こり、もしくは許しがたいと思える不平等感情が突如として起こり、大きな変化を起こしていく、、、となります。

確かに、この4月に入ってからの値上げ攻勢はすごいものがあります。4日以降は、庶民が手ごたえとして値上げのひどさを実感するようになるはずで、上がらない給与へのあきらめと、増える税金への不満とが絡んで、怒りがピークに達する可能性があります。

軍配は当初は政府に上がるのですが、政府には先の皆既日食の影響が出てくるのがこれからで、民衆の不満や怒りを抑圧したいのはやまやまでも、それができない状況にあります。

すると民意は突然大きなうねりを起こし、これまでにない変化へとつながっていく可能性があります。

この半年の内にこうした事態が起こるはずです。政治的な出来事で起こるのか、何かが暴発する形で起こるのかはまだわかりませんが、何か起きますね。

最終的には民意が勝つ時代だというのが私の見方ですが、そこまで行くには、まだ一山あることでしょう。

しかし、あと一年以内に時代は大きく変わる予感があります。これまでの星の変化の流れを見てきて、何もないことは考えられません。

日本人はおとなしい国民ですが、それでも幕末の時のように、限界のある一点を超えると突然動きだす習性のようなところがあります。

日頃おとなしいだけに、圧倒的な意思が人々の間に伝わり、政府が人為的につくったマスコミの印象操作を上回る形で浸透するようになるでしょう。

あの日没などあり得ないと思われていたマクドナルドの落ちぶれ方を見ても、民意の暗黙のコンセンサスは突然の形ででてきます。

4月4日の皆既月食以降の政治と経済、民意に、きっと大きな変化が起こることでしょう。一部マスコミもついに背に腹は変えられないとばかり、これまでの姿勢を逆転させるようなことがもしかしたら出てきます。

がんじがらめにされ、利益を徹底的に奪われてしまった庶民ですが、これ以上搾り取るものがないとなれば、上も疲弊してきます。

政府予算の無駄遣いがいつストップするか、、、蜜にたかるアリが疲弊するのはいつのことでしょうか、、、

永遠に続くように見えた権力や権威や利益構造に大きなヒビが入り、壊れかかる時がやってきたようです。

一時的な変化に伴う大変さはありますが、それもそんなに長い時間ではないと思います。

大混乱したロシアでさえ、これほど早く立ち直ったのですから、日本も良くなり出しさえすればあっという間です。

ただ、まだその時ではなく、その前の混乱の時代がそろそろ始まる、、、そうした星の配置であり、今回の皆既月食は時代のスイッチを押す働きをすると思います。

皆既月食が戦争と平和のステージと言われるてんびん座で形成されるところから、暴発的な軍事活動が世界のどこかで見られる可能性もあります。

二年ほどつづいた天王星と冥王星の時代変革のスクエアが具体的な形で姿を見せだすのが、これからの半年だと私は思っています。