今年やりたいこと

昨晩は中原市民館での講座は大盛況でした。おいでくださいましてありがとうございました。
一部では占星術の話しを行い、その原理的な内容をわずか一時間で解説。具体的な星座別などの運勢を省いたため、個人的な運気を聞きたかった方には申し訳ありませんでした。近々にこのブログ上で書くことにいたします。二部では、林氏と共に、和歌披講のワークショップを行いました。こちらも大変喜ばれたようでうれしいです。まず、母音発声を行いました。これは出席者全員で倍音が出やすいイー音と、ずっと、ブレスを途中で勝ってに入れる形で、やく3分近く続けました。全員の音が途中で音柱のように立っていくのがわかり、温泉に入ったように体が温かくなってきました。イ―音で始めたはずなのに、自然とウーという音になったり、エーという音になったりしてましたが、これは実は自然なことなのです。気持ちよく倍音発声をしていくと、音は自在に変化していきます。それでいいのです。
発声後に新年ということもあって、ひふみ祝詞を。祝詞というより、ひふみは数え唄でもあるので、宇宙の無限の広がりを音にゆだねて、宇宙遊泳したような感じでしたね。そのあとは林氏が和歌の詠み上げを指導し、みな、上手によみあげが出来たと思います。
 最後は、詠みあげていただいた、家持の最後の歌、万葉集の締めでもある、

あらたしき年のはじめの初春の今日降る雪のいやしけよごと

を、詠み上げ林純一氏、発声が私で歌いだし、乙調二度繰り返しにて披講。

涙を流される方も数名いらっしゃり、こちらの方が恐縮いたしました。日本文化の深さ、凄さを感じ取っていただいて、本当にありがとうございました。
 しかしこうしたサロン風の講演というかお話しやワークショップの形式は、これからはいいと思います。
話す人、聞く人に二分されたやり方は、なんだか、、、という気もします。そういう時代ではないような。その意味でサロン風は発展性があるでしょう。私も今年はサロン風にこだわっていきたいと思いました。さっそく、二月には今田美奈子先生のサロンで、また、3月にはたまサロンに呼ばれていますので、お話しや簡単ワークができると思います。

母音物語 CD&DVD お求めはこちらから