三芳観測所

南房総の三芳観測所から間違ったデータが送られ、緊急地震速報が出されたが、21倍に増幅されたデータが送られることなど、そのほうが何らかの間違いではないか。本当にそんなことが起こるのか。原発関係ではあるまいし、こうした間違いだけは犯さないのが日本の役所関係ではないか。もしかしたらそのデータは本当だったのではないか。というのは、まさに三芳のその場所から数キロ圏で、私は10日前に奇妙な地震雲らしきものを発見したし、その数日後にも南房総から垂直に立ち上る雲を発見した。現在は東京駅前で仕事中のため、写真を持参してないが、後ほどそのときの写真は掲載します。しかし何事もなくよかったけど、面子重視の姿勢は防災関係に関してはとにかく改めて欲しいと思う。
 命は一つのところからやってきて、また一つのところに戻っていくので、数億の人間もみな形が異なるものの一つの命につながる仲間である。そのセンスがこれから問われる時代が訪れるのであって、善悪も働きにすぎず、まして個人の面子などどうでもよい。お役所や企業はそのレベルでの仕事をしてはいけないと思う。上の面子で多くの努力が無駄にされ、命が失われてきた。これからはつまらない面子などよりも、正直に事実を重視して伝える姿勢が信頼を集める。神様でさえ、得手不得手があり、その専門に特化している。縁結びの神に事業繁栄を祈ってもなんとなく心細いように、人間にもそれぞれの役割がある。自分のプライドや面子へのこだわりは、自分のお役に対する背信であり、全体の利益に対する裏切りでもある。せめてデータぐらいは正直に表に出してもらいたい。原発などは、そうしたウソの塊だった。まったく時代遅れである。時代遅れのものをあたかも時代にあっているようにウソを言うから、データはじめ何もかもがウソの塊になってしまう。民主党政権になれば多少はそうしたことがよくなるのだろうか。ウソ隠蔽体質を変えることがとにかく新たな日本の出発には欠かせない。ずるいことをしているからウソで固めなくてはならなくなるのだが、マスコミがそのお先棒をかついだので、人類は大きな悲劇をこうむった。政変が近いことは時代のエッセンスが変化しているのに、相変わらず、まじめ腐ってお先棒を担がされているNHKなどのアナウンサーを見ると、いやな気持ちになることがある。まだ悪事を堂々とやっている人間を見るほうが気持ちよいのではないか、、、などと思ってしまう。たとえば民主党に不利なニュースを伝える際のアナウンサーの表情で、その人の考えがわかってしまったりもする。そういう意味では非常に面白い。局の意向を顔に出すのがアナウンサーだと思う。
 しかし緊急地震速報が出て地震はこなかった。戦争を起こそうとしてもきっと起こせない。起こしてもきっと尻切れトンボになって終える。色々な人が色々なところで危機を騒いでいるが、それらの人の多くは確かに善意の人だとも思うが、私はこれからはあまり当たらなくなるような気がする。時代は確かにとんでもない方向へ進んでいるものの、具体的な危機はかなり押さえられていくと思う。もう表立って悪事を働けない時代力が動いているためだ。戦争を起こそうとする人は本当にいるし、また実際に起こすための策動を行っていると思う。スイッチ一つの状況はとっくに出来ている。しかし最後のスイッチを押すことができない。これが時代力である。時代力にはどんな人間も勝てない。ただし金融はすでに崩壊しており、もうすぐその実態を表すことになるだろうが、それは混乱ではあるものの危機とはならない。問題の基本は、こうした金融危機が意図的に起こされたものか、それとも人間の業としておきたものか、、、という判断である。一般の人は当然、人間の業として自然に起きたと思う人がほとんどだだと思うが、陰謀論派から見たら、これは作為を伴っていると思うことだろう。私は両方だと思っている。仕組んだ人は当然いる。そうでなければ株式の崩壊は起こらない。それに、サブプライムの仕組み自体がいずれは崩壊する運命にあることは、通常の秀才程度ならすぐに理解できるしろものだ。だから、これは仕組まれたものである。そして次の高度な裏読み得意な人は、仕組んだものの、その結果が予想と違ったレベルに達し、自らがみずからの欲のために消失する姿であり、人類の業である、、と感じているようだ。私はそこらへんのところはよくわからないものの、これは仕組まれたものであり、勝者は売りで儲けた連合体であり、表向きは赤字を出して政府からも金を出させ、政府を財政的に再起不能に追いやり、あらゆる富を独り占めすることに成功した連合体、おそらくはデルバンコ一族の完全勝利に終える筋書きだと思う。この後の展開としては、独り占めした富により各国政府や中央銀行の実質的なトップに立ち、すでにそうだけど、もっと露骨に、という意味。そして新しい金融システムを不動の形として構築する。それはハイパーインフレに火がつく寸前にある各国通貨の時代を終わらせ、ゴールドを主軸とするあらたな通貨システムとなっていくのだろう。しかしそれは本当にうまくいくだろうか。私は疑問だと思っている。ここまでは実は100点満点にうまくいっていたと思う。なぜなら富の収奪連合隊と、神のシナリオは同じものだったからだ。悪魔も神も同じシナリオを描く時代が現代だと思うと大きな采配が見えてきて、個人も安心できると思う。おそらく世界の通貨は今後限界を迎え、独り占めしたお金を実質的富にすでに置き換えている連合体の一人勝ちとなっているはずだ。だから私はもう戦争もないし大きな不幸もないと思うのだ。もう彼らは一人勝ちしている。だから戦争する必要もない。内乱などの自爆的な出来事は多発すると思うが。個人も国もすでに負けたのだ。それでいいと思う。シナリオが違ってくるのはそれからなのだから、今は完敗しているのが安全策だと思う。先の大戦の終戦時も、とにかく今日からB29が来なくなるので、ゆっくり眠れた、、、という人が多かったということだ。いまも慌てることはない。ゆっくり寝る、ゆっくり考える、ゆっくり楽しむ、、そうするとだんだんと見えてくる。とにかく日本は負けて負けて負けていればいい。個人もそうだ。負けながら楽しめる時代などこれまでになかった。勝ったものがこれから大変になってくる。