本当にそうですか?

戦争は早く終えてもらいたいと切に思います。その一方で、戦争をあおっているのは、本当はどちらなのかよくわからないところがあります。

もちろん、ロシアが一方的に攻めて行ったわけですから、ロシアが侵攻をやめれば良いのですが、状況を見ているとそんな簡単なものではないことが伺えます。ウクライナ軍の行動が、ロシアと戦う面と、市民を犠牲にしている面もわかってきています。

ウクライナサイドとロシアサイドから出てくる情報は正反対のものが多いです。日本やヨーロッパ、アメリカサイドはウクライナの正当性のみを報道していますが、ロシアサイドからは、映像を伴った反対意見が出てきている。

今回、たくさんの犠牲者を出したマリウポリ市では、ロシア軍が大量に人を殺したことになっていますが、それはウクライナサイドのやらせによる悲劇であるとロシアは言います。キエフ政権の非人間的なやり方に対して、憤りを示すロシア。情報戦と言う解釈が日本ではなされますが、なぜ、ウクライナサイドの情報のみが正しく、ロシアサイドの情報は嘘であると言えるのか、今ひとつ伝わってこないものを感じます。

というのは、ウクライナサイドから出てくる情報にも、それはやらせだとの証明も多く、実際、多くの場面で今回の戦争と関係ない写真や映像が使われていたことはわかっています。どちらサイドからの情報も完全に正しいわけではない、という視点が欲しいのですが、こういうことを言うだけでロシアを擁護していると責める人や情報会社があることも事実です。そこが気持ち悪いわけです。

あきらかにウクライナを擁護し、ロシアを悪者にしているメディアが発信する情報には注意がいると思います。この戦争の大元には、これまで世界をリードしてきた西側が斜陽に陥り、これまでの西側の運営方針の問題点があぶり出される形となり、そうした西側に対して下剋上をロシアが申し立ててきた、ということだと思うのです。

しかも、ロシア一国でそんなことができるはずはないので、ロシアの行動の裏には、中国の一部、及び米国の一部と意思疎通してない限り起こせないことでした。場合によってはヨーロッパも含まれる可能性があります。

これまでの西側の運営方針とは、実は自由主義国家の連合に見えて、自由主義国に介入して自分らの利益をはかっていた大きな勢力が上位に来ていました。それらの連合体が実質西側世界や中国のこれまでを動かして来たわけですが、その中で民族主義的な国家の部分はどの国でも抑え込まれていたわけです。要するにグローバリズムが一般国民の通常感情や存在意義を抑え込んでいたとも言えるでしょう。

そこに下剋上をかけた勢力がまとまってあり、まだそれらははっきりした正体を見せてはいませんが、どの国にも存在していると思います。しかし、どの国もグローバリストが上位にいるため、これまで擬態を演じて立場をとりあえず守ってきたわけです。しかし、トランプの出現以降、段々と表に現れ、トランプを破ったはずのバイデン氏の凋落ぶりを見ても、グローバリストの立ち場は追い詰められています。

そうした中での下剋上スタートとなったのが今回の出来事です。下剋上が目指すものは、通貨発行への挑戦であり、資源の価格決定権への挑戦であり、民主主義をまとったメディア支配への挑戦となっています。この結果、金本位制への道が見えてきたり、メディアが感情的になったり、資源の高騰が見られたりしているわけです。

では、こうした下剋上の結果はどうなっていくのでしょう。次回に筆を残したいと思います。

お知らせ

 ご心配をおかけしておりました私のYouTube配信ですが、再び動画削除されるなど不安定でしたが、おかげ様で一週間のみのペナルティで済みました。昨日から動画配信が可能になっております。しかし、ペナルティ休止期間中にさらに動画が削除される事態を重く見て、このままではチャンネル削除まで行く危険を感じましたので、これまでの動画の多くを自ら非公開とし、いずれ作ります独自のアルバムに持っていくつもりで行動しております。夏には新しいhpをアップさせ、そこにこれまでのすべての動画のアルバムを置きますので、今しばらく過去動画の多くをYouTube内ではご覧いただくことはできない状況にあります。ご理解いただけましたら幸いです。

これからの動画配信は、通常の内容についてはこれまで通りYouTubeで配信させていただき、問題を指摘されて削除されかねない内容と私が判断した動画については、当面の間、当アメーバブログにてアップさせていただく形を取りたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。