年金スペシャリストの死

いやな事件が起きた。元厚生省事務次官夫妻が殺された。おそらく犯人は上がらないだろう。物とりでないようだが、そうでなければまさか口封じだろうか。いま、国民最大の関心事である年婚の問題点も内容も一番知っている人が、奥様と一緒に殺されたのだ。凄い話しである。こういう事件が起きたら、まず最初の情報をよく覚えておくに限る。最初の情報では物とりではないということになっているが、これが段々と違ってきたらあやしいのだ。やはりとられていた、、、、というような情報が流れてきたら、あとで情報工作した可能性があるからだ。きっとマスコミも深追いしないと思う。おそらくこの元事務次官はまじめで几帳面でそれなりの愛国心を持っていた人なのかもしれない。だから正直に何かを話されたら非常に困ることがあったのでは、、、という疑いが自然と出てくる。ロッキード事件の際にも、運転手さんが自殺したり、最近では元農相が自殺したりと、口封じが多い国だという気がする。まあ、今回の事件の本当のことはわからないので何も言えないが、疑いだけは持っても責められることはないはずだ。状況として、もっとも、聞きたい、もっとも知ってる、もっともわかってる人の話しが、年金問題の解決には必要なのに、それに該当する人が殺されたのだ。疑う必要がある事件ということである。決してこれはうがった見方とは違う。もちろんあやしいと断定はできないが。そのくらい用心深く見た方がいい時代だということだ。元農林大臣が自殺した部屋では怪現象が起こるという。夜中にエレベーターがひとりでに動きだし、元農林大臣の部屋の階で止まるとか。政治の世界も大変なのだろう。政治に限らず、権力機構につながると力を持つ場合もあるが、間違ったエネルギー回路に使われ、もっとも自己実現の世界から外れてしまう面がある。だから本当に幸せになりたいのなら、人は権力や権威に近づこうとしないに限る。国王大臣に近づかず、、、が人の生き方の鉄則だと思う。まあ、われわれ庶民にはあまり関係ないといえばそれまでだけど。会社などでもすぐに権威につながろうとする人がいるが、やはり危険。そうした存在のエネルギー回路に使われるので、同じく自己実現から遠ざかる。自己実現しやすい環境とはでは何か考えると、頼るものもない、自分のむなしさを埋めるものもない、とはいえ、なんとか生きていくくらいは収入的にも、環境的にもどうにかなっている、、というかどうにかできる。さりとて一生食べていけるおカネがあるわけでもないが、とくに上を目指さなくても大丈夫、、、そんなところだろうか。要するに、平凡な一般人の環境と思っていい。仕事が生きがい、、、なんてなると、それはそれでいいが、自己実現は意外に遠ざかる。
 しかし今回殺された元事務次官はまじめで愛国の思いを抱き、今の年金の問題を洗いざらい話そう、、、、と国民のために決めていたとしたら気の毒な話しだ。浮かばれない思いを抱いて死んでいったことになる。本当に国民を思う新しい政治家を目指す人などは、こうした人の思いと霊的な力をバックにいただいて励むのがいいだろう。