射手座木星の来年
私は来年は射手座に注目している。木星が通過する星座がもっとも注目を浴びるのは当然だが、来年の射手座にはそれともことなる追い風が吹くと思う。各方面で行き詰っている日本だが、外圧がおそらくそこに風穴を開けることになる。来年の今頃は、今年最大のニュースは何か、と言えば、日本の優良企業の外資によるMアンドAということになるだろう。多くの企業が乗っ取られる。日本もそれによって官僚的な弊害にさすがに気付く。こうした流れは個人にもいきわたり、みんなで一緒的なものが力を失う。ややみなから浮き上がりぎみにみられていた射手座がやっと羽を広げるときがくる、そんなイメージだろうか。いじめ問題も、ワーキングプアの問題も、元をただせば官僚的価値観の弊害でもある。芸能界にも同様の影響は出てくる。私は射手座の佐藤江利子,さとえりに注目している。別に好きなわけではないが、ああいう人はこれまでの芸能界ではあまり伸びなかった。ややお疲れ気味なのは気になるが、あの国際性というか、日本人のずるい価値観からはかけ離れている新鮮さがある。おそらくもっとも注目を浴びる芸能人になると思う。今日、テレビ番組の取材があって、そのことを言いたかったが、個人名は出せない、ということで自重したが、きっとそうなる。さとえりを見ていると、帰国子女的な面白さがある。それはこれまでの日本ではいじめの対象にさえされていた。しかしいじめた日本的なものに何ができたか、、、そして時代は行き詰った。外資を応援する気はもちろんないが、外資による支配が、かえって日本を再生させることになる可能性もある。損失は大きいが、価値ある企業を官僚的価値観からくる支配構造に与えているよりは、その価値を活かせるかもしれない。軍事政権に日本を渡しているよりも、まだ敗戦を迎え、新しい日本を作ったほうがよかったかもしれない、60年前の日本と同じことが起こるのだろう。これで明治以来続いた悪しき日本的なものがなくなり、日本人の魂に直結する新しい動きが若い人たちから出てくるかどうかが、大切な鍵になると思う。いよいよ、来年は動きの出てくる年となる。