土日祝日だけでも社長になってみる
政府が言う好景気は数字上の見せかけだったかもしれず、実際は長い不況が続いているというのが、多くの人の実感のようです。ただ、最低時給が多少なりとも上昇しているのは良いことですが、まだまだ足りません。せめて最低の自給1500円手取りになれば、どうにか最悪ではなくなりますが、それでも25日働かないと30万円には届きません。
まったく人の生活を何だと思っているのか、、、とつい悪態をつきたくもなりますが、だからこそここは考えなくてはいけないところに来ていると思います。何を考えるのか、、、国も企業もどこも、私たち個人のことなど考えてない、、、という現実をシビアに受け止め、個々での対応を考える時期が来ているということです。
つい私たちは何か、大きなものや安定したものに依存したくなります。これまでなら、それも大方ではうまく行っていました。会社などは従業員を会社に依存させることで、安定した労働力を得て来たわけです。しかし、企業自体の今後がどうなるかわからない状況の中で、依存的な社員をうっとおしく思い出しているわけで、ただ上司を立て、会社に隷属する気持ちを押し出したところで、それは会社にとっての良き労働力とはならないわけです。
あきらかに給与以上働く部署以外、企業はもう欲しくないのです。働いている人からみれば、自身の労働力は給与以上であるとの思いと自負は当然ありますし、おおむね正しいものです。しかし企業サイドからみると、個々がどれだけ貢献しているかよりも、おおざっぱな視点にたって経費の削減がしたいわけで、その時、個々の労力の査定はあってないようなものとなります。
要するに、企業は労働力を捨てだしているわけです。企業自体、今後の方向性がつかめずにいますので、長年の経営陣の怠慢とあいまって、将来展望が抱けないというツケを、労働力削減に結びつけているだけの話しなのです。
天下のトヨタでさえ、今後の自動車そのものの存在に危機を抱き、劇的な発想で将来を見据えているのかもしれません。それは一言でいえば、もう自動車の時代は終えた、、、ということでしょうし、銀行は銀行で、もう銀行の時代は終えた、、、と見据えているわけです。全盛の流通でさえも、流通の未来を考えたとき、ある日突然足元からすくわれるような事態が起きないとも限らない、、と見据えているかもしれません。
大きな企業は今は儲かっていても、将来に危惧を抱いているはずですが、役員たちは自分がいる間だけの地位は守ろうとする小粒な発想で、未来への動きが遅くなっているだけのような気がします。小粒役員や小粒社長と、創業者の考えには、大きな乖離が生じている可能性もあります。
要するに、もう将来にわたって安全な仕事も会社もない、ということです。なので、個々でどうなってもいいように、今から自身のすすむべき道を個々で考えておく必要があり、そのための実践を、土日と祝日を利用して計画し、実行していく必要があると思うのです。
これは、みんなで一緒にやることと違い、基本は一人一人の状況が異なるため、個々で考えて実行するという、独立精神が問われることになります。というと、不安を感じられる方も多いと思うのですが、何も今の仕事を辞めた方がいい、、と言っているわけではありません。次の準備を始めたい、、、という話しですので、誤解なさらないようにお願いします。
今、いる会社を辞める必要はありません。むしろ、お給料をもらっている間に、土日祝日を利用して、会社務めと異なる収入を得る道を模索したい、、、という話しです。
会社を通さない自分だけの新しい仕事を探す、、、ということになりますが、それは、土日祝日に他の会社でアルバイトをする、、、ということは含みません。起業です。自身で起業することで、将来当てにならない会社と異なる収入を得るという考えです。
土日祝日だけでスタートできる起業というと、そんなに大きなことはできないかもしれません。また、大きなお金を注ぎ込む形での起業はリスキーです。これに関してあえて言うと、大金を投資する仕事よりも、小資本で、できたらほとんどお金をかけずにできる起業を模索した方がベターでしょう。
なぜなら、資本が必要な仕事はすでに枠組みの中にあり、競争で不利なためです。お金がかからない起業ですと、アイデアが主体となりますので、まだない仕事であったり、考えたその人だけにしかできなかったりと、むしろ有利な形になるためです。ぜひともお金をかけない起業を考えてもらいたいと思います。その方がうまく行く確率がずっと高まるからです。
お金をかけずに一人で行える、、、もちろん、仲間と一緒に考えて実行するのでも良いです。本当は仲間と一緒に考えて実行していく方がベターとも思いますが、意識が一定のレベルに達した者同志でないとうまく行きませんので、その点だけは注意が要ります。
では、具体的に何を始めるか、、、それは私にはわかりませんが、必ず考えればあるものですので、ひらめいたことがやはり大切としか言えません。ともかく、お金をかけないでできるものなら、あれこれ言わずに、色々と手を出してやってみると良いと思います。
将来なりたい職業のベスト3に入るものに、今はユーチューバーがあります。私も今はユーチューバーをやっていますが、自分の考えや伝えたいものがある人にとっては一円もかけずにできるので、挑戦してみる価値はあると思いますす。ブログの立ち上げは何であれ絶対に必要かもしれません。自身の考えや思いをまとめられるうえに、同様に考える人とつながるツールになり得るからです。
また、YouTubeはユーチューバーにならずとも、何か起業した際にはまず必要なアイテムになると思います。そこで自身が扱う商品やサービスを案内し、いかにそれが必要で素晴らしいものかを伝えることができるためです。
それは単なる宣伝とは違うのです。こちらの思いや考えがあり、それを伝えたいのか、ただ物を売りたいのか、、、の違いをユーザーは見事に感知してくれるでしょう。正直で情熱があれば、映像がおかしかったり、背景がきちんとしてない、、というような外的なものにこだわらずにできるも有り難いわけです。
人は真実を求めているのであって、体裁でごまかされたくないと思い出しています。その点、お金をかけないYouTubeの方がむしろ説得力があるという反転現象が生じるのです。ありのままのあなたが、良いということになります。
インスタもツイッターもあり、こうした告知の媒体がタダで与えられる時代はこれまでになかったのです。政府も企業も社会も冷たく、人を切り捨てにして行く時代となっていますが、一面では、道具はあるはずだ、、、あとは自分で考えて生きていけ、、、というメッセージを暗に示しているわけでもあるのです。
確かに、一万人に封筒を送って自分の考えを伝えるためには、昔ならば切手代だけでも80万円以上がかかりました。それがタダになったのが今の時代であり、道具は私たちに公平に与えられているのです。
ありがたいことに、土日祝日が与えられてもいる、、、企業や社会は私たちを新奴隷制度として扱おうとし出していますが、反面、そこから抜ける道の用意も時代的に出来てしまっているのです。私たちが自由になる道は、独立の道は、このタダの道具を使う以外にないと言ってもいいと思います。
こうした道具を使って、何を扱うかは、個々で仲間同士で考え、実行する以外にありませんが、それは大変かもしれませんが、奴隷労働とはまったくことなる世界を私たちに見せてくれることでしょう。働きたい、、、働けば働くほど、なんだかしらないけど元気が出てくる、、、その上、今週は5000円も稼げた、、、
この5000円が大きいのです。5000円も稼げた、、、という喜びのお金は、いくらにでも増大していく可能性を秘めているからです。その次週は8000円になった、、、嘘だろう、、、嬉しいな、、、次の週は4000円の最低になってしまった、、、どこが悪かったんだろう、、、そうか、この点を改良しよう、、、、次の週、なんと15000円も稼げた、、、
となる可能性が本当に大きいと思います。そして、週、15000円稼いだということは、月6万円。ひょっとすると、、、を感じさせる金額なのです。もしかしたら、、、、そして、やがて、会社なんか行っている場合じゃないよ、、、となり、完全独立を果たしていく、、、まあ、うまく行くかどうかはわかりませんが、失敗していくらでしょう。お金をかけなければ、大した失敗ではなく、しかもノウハウが集まります。
次は違った方面でのトライとなり、段々と自分にあっているものや、自分にあっているやり方が見えてくるはず。もういっぱしの起業家となっていくのも近いでしょう。
理想的な展開での話しですが、さらに上を行く成功パターンも出てくるはずですし、週に3000円の稼ぎでも楽しいかもしれませんし、それも自身にあった成功となるでしょう。
土日祝日にみずから社長となり、本当の意味での苦労をしてみることです。苦労させられる苦労を脱し、自ら苦労して楽しむ人生があったという実感がこれからとても大切なものになっていく気がいたします。ぜひ、みんな、社長になってやってみてください。もちろん、今の仕事で十分に満足している方はそのままでいいのです。
土星がもうすぐみずがめ座に入ります。後を追って、冥王星もみずがめ座に入っていきます。自主独立の時代の足音が占星術師の私には聞こえてくるようです。
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