エブリバディハッピー
この写真は馬券です。的中しています。勝った馬の名前は「レインボーライン号」
私がダービー以来、ずっと追いかけ続けていた馬です。
最後に勝ったレースは第157回「天皇賞」3200メートルのレース。この時の的中100円馬券です。
競馬の馬は一年に7000頭以上も生まれますが、活躍できる馬はほんの一握り。後の馬がどうなってしまうのか、本当に問題なのですが、競馬を経済行為としてだけ考えていると、馬の悲劇はなくなりません。
私は馬の走る姿が好きで、その存在感の大きさには圧倒的な魅力があります。競馬場で活躍できなかった馬、活躍馬のその後の安寧、そしてレビューすらもできずに姿を消していく数多くの馬のことを考えると、どうにもならない気持ちになります。
馬の魅力は語りつくせないものがありますが、馬を再び交通機関の主軸に据える、、、、
車を街や村から締め出して、馬車や馬鉄道を走らせる、、、、駅周辺には花を植え、テーブルを出し、無料のお茶などを用意する、、、
馬が交通機関になれば、アスファルトの道を掘り返し、人間と動物が長い間共存してきた土の道になります。道の中央には並木が、道の両端には様々な植物が立ち並び、その間を色々な馬車が走る。
たったそれだけのことで、その町には間違いなく観光客が集まり、復活していくはずです。
車を締め出し、馬を交通機関とする町や村があったら、どんなに幸福な光景でしょうか。
停車場では馬の交代をセレモニーのように行えば、大勢の人が喜ぶことでしょう。
道端にはたくさんのお店が並び、みな、ウッドチップやレンガの歩道に花を出し、テーブルを出してくつろいでもらえば、お店も街もきっと繁盛し出すでしょう。
馬文化の息づく街ができれば、お客が来て、馬が殺されずに生かされ、すべてが喜びにかわってしまう。不要な馬を殺し、新たな馬を産み育てることだけが馬産業ではないはず。馬と人とはかなり前から一体の生活をしてきました。馬は人の役に立つことを厭いません。
走れと言えば、死ぬまで走り続ける馬もいるという、、、、なので、人間には馬の面倒を最後まで見なくてはならない責任があります。それは決して苦しいことだけではなく、馬文化の育成、馬を交通機関に置き換えるアイデア、馬が人にもたらす心と触れ合いの面、、、そうした場ができれば、間違いなく、そのこと柄は発展し、馬も人も喜ぶことになるはず。経済的にも、これまで何をやってもダメだった地方のシャッター街は数多くありますが、そこに馬文化が浸透し、馬鉄道、馬車、馬車道が整備されたら、あっという間に命を吹き返すことは目に見えています。そうすれば、芸術家もそこに集まってくる、、、新しいおしゃれが生み出される、、、新しい生き方が創出される。
全国の5パーセントの貧しかった村や町が馬文化を育成し、馬を交通機関にした際に生み出される新たな仕事の創出人口は、数十万人以上に達するはず。そいでいて、何もお金など使わない。殺される運命の馬が生かされる、、、死んでいた町や村が生き返る、、、仕事が増える、、、、、馬の町の民泊など、想像するだけで巨大ビジネスになったりしないだろうか。
これまで何をやってもダメだった町に金が入ってくる、、、それでいて、ほとんどお金はかけていない、、、そこに携わる人たちの顔はみんな輝いている、、そうなると、これまで捨てていた、忘れていた町や村の文化を人は思い出していく、、、そうだ、150年前まではつづいていた、祭りがあったべ、、、復活しようや、、、馬があれば盛大にできるべ、、、
今、人が求めているものは、ビルや新幹線ではないのです。これからの生きがいやお金儲けは、こうした匂いがするものでなくてはならないのです。
馬券購入の際には、税金が20パーセントから25パーセントを取られるのですが、その数パーセントでもこうした馬文化のまちづくりのために利用する、、、その結果、不要な馬を殺さなくてもよくなる、、、そうなるのなら、競馬ファンは実は大喜びして賛成してくれると思います。さらに税金が増えても、そのために使うのならと、理解してくれる人だっているかもしれない。馬主だって、本当はつらい思いをしている人が多いはず。毎月愛馬の余生のためなら月2万円程度なら出し続けるよ、、、という人もいることでしょう。
エブリバディハッピーの経済は必ずあります。それは、無駄にしていたもの、、、冷たく忘れていたもの、、知っていて知らぬふりをしていたもの、、、その発見の中から反省と共に、やりがいを伴って復活してくるはずです。
天皇賞を勝ったレインボーライン号は、勝った瞬間に足を痛め、岩田ジョッキーはすぐに下馬。レースを勝った馬だけに許されるウイニングランもないまま、馬運車に乗せて運ばれて行きました。競馬場内には多くの人の悲鳴がこだましたと言います。
競馬ファンには、馬自体が大好きというファンが実に多いのです。10回目の挑戦で、最高レベルG1の天皇賞を勝ったレインボーライン。4コーナー最後方の位置から馬と馬との合間を潜り抜けてつかんだ渾身の勝利でした。ジョッキーの神騎乗とまさに一体の勝利でした。天皇賞のレースを見た人は鳥肌が立ったと言います。
レインボーラインは幸いなことに来年から種牡馬生活に入りますが、馬も人もレースで一体ならば、それを育てた調教師、厩務員、牧場関係者とも一体です。一頭の馬の育成には多くの人がかかわっており、馬は人を信頼して成長していきます。
レースが使えなくなったからと言って、馬の余生への責任を忘れることはできません。
新たな馬文化づくり、馬交通機関が必要なのです。それによって、そこにかかわるすべての人に幸福が訪れるからです。
人の生かし方も本当は同様なのです。東大一辺倒の政治や政策がどんな結末を迎えているかと思うとき、暗反たる気持ちにさせられます。
ダメだと思われていた人、、、才能ナシと思われていた人、、、何をやってもダメだとさげすまされていた人、、、それは、今の異常な時代の中での話しに過ぎないのです。
エブリバディハッピーの道は必ずあります。その視点に立って、これからの時代を私たちは生きていくことを肝に銘じなくてはならないでしょう。
あなた一人の幸福で恋愛は成立しません。あなた一人の幸福で家族は成立しません。あなた一人の幸福で会社は立ち行きません。あなた一人の幸福で世界は成り立たないのです。
犠牲を強いる幸福を得たとしても、本当は本人も傷ついているのです。
エブリバディハッピーの知恵比べ、それがこれからのやり方です。
「マドモアゼル・愛の麻のお店」からのお知らせ
麻の季節が到来です。夏場のじめじめ、、、湿気、、、寝苦しい夜、、、ぜひ麻の下着でお過ごしください。麻の下着セールを開催中です。(お得な価格設定に当面の間なっています)
麻の下着は、フンドシタイプとパンツタイプの二種類。どちらも解放感マックスで、ことにふんどしは着用したら最後、こんな素晴らしいものが世の中にあったのか、、、と思ってくださるはず?
私たちは長い間、下着と服によって締め付けられ、制御されてきたのです。せめて、寝苦しいこの季節だけでも解放感を味わってみてください。セクシャリティの確認、保護にも最適な下着。ゆがんだ性意識の強制からも自由になれることでしょう。
下着の他のおすすめとしては、3メートルを超えるような長い麻の一枚布をシーツにしたり、くるまって眠るおすすめです。麻の布にくるまって眠る、、、それだけでも深い瞑想が得られると思います。
ことに麻のふんどし、麻のパンツであとは麻の一枚布をまとって眠る体験は、私たちの考えはもちろん、生き方すら変える体験になってくれると思います。
今年の夏は、麻の下着&麻の布にくるまりながら、生きている実感を味わってみてください。
マドモアゼル・愛の麻のお店