西ノ島拡大中
今年の星の配置におけるハイライトはいくつかあるものの、最大のものは冥王星と天王星の90度のアスペクトと呼ばれる星と星との関係。
冥王星は大変動の星で天王星は突然の変革の星。両者があわさったこのアスペクトは、占星術で考えられる最大の変化を暗示しています。
このアスペクトはどの国も共通に今年もっているわけなので、世界は大きく変動することを暗示しているのですが、日本の場合、それがもっとも重要で敏感なポイントである第一室、もしくは上昇点に冥王星が来ています。
このことは新春レポートでも書いた通りですが、今週お送りしようとして今執筆中の夏至レポートでも触れることにします。
全アスペクト中最大の変動というのもなんだか大げさで売りにしたような発言でいやなのですが、事実なので仕方ありません。
土星と天王星が90度などをとると戦争というのはよく知られていますが、さらにそれよりも大きな変動が天王星と冥王星。
今年が歴史のエポックとなるような変動の歳か、その始まりの歳になることはわかっているのですが、日本の場合、それがあまりに顕著です。
歴史は直線的に進むのではなく、ある時、次元を超えたようにして変動を迎えることがあると思います。まさにそれが今。
日本では上昇点にある冥王星の影響を強く受けることになります。上昇点から始まる第一室は、国民財産を意味します。そして冥王星は刷新ということなので、あっという間に財産がなくなる、、、とも読めます。
大変な不況が襲うのか、何かはわかりませんが、大変動的に国民財産が消失する危機と、一般的には読めるわけです。
その可能性は消費税の値上げなどによって、急速に国民の財政が悪化しているのは確かですが、果たして、大変動と呼べるのかどうか。
冥王星は実は不利に見えていながら確固とした道が新たに生まれる暗示もあり、私はあまり悲観していません。
むしろ、国民の価値観が変化し、あっという間に意識が変わってしまう可能性に目を向けたい気持ちです。
そろそろ、一般国民が、これはおかしいぞ、、、と気づきだすころで、突然国民総意が形成されて時代を動かす初めの歳になると予想したいです。
それには、何かショックがきっかけになると思うのですが、あまり悪いショックではいやなので、良いショックが理想です。
私の願いで歴史が動くわけもありませんが、もう人類は試練を通さないで変化してもよい時代に入っていると私は昔から考えており、その考えは今も変わりません。
なので、そろそろよいショックで時代の変動のスイッチを押したいと思うのは、運命の神様も同様だと思うのです。
そこに現れたのが、西ノ島。この島、確か、小笠原諸島にあると思うのですが、昨年の秋に噴火してから、どんどん島が成長中。
私は新春レポートで、これはもしかしたら、大きな島に発展、、、もしかしたら、新大陸に、、、との夢のような話しを語りました。
なぜ、そんな話しをしたのかというと、決してあてずっぽうだったわけではないのです。冥王星はやぎ座にあり、それが今年は春分図、夏至図、秋分図、冬至図のすべてにおいて、上昇点、もしくは第一室に位置しています。
冥王星もやぎ座にあるので、当然、同じ場所にあります。やぎ座のシンボルは怪物デュホンに追われたヤギの姿で、尻尾は魚の形です。
要するに、海から新大陸に上がるヤギをシンボルとした星座。大昔から大陸が沈み、新大陸が浮上しを繰り返す中から生まれた、壮大な神話のモチーフがやぎ座なのです。
そこにはじめて冥王星がやってきて、天王星と強い関係を形成している。冥王星がやぎ座にやってくるのは、冥王星が発見されてから初めてのことです。
惑星は発見されてから本格的な力を発揮するというのは占星術の約束ですから、やぎ座の冥王星は初めてその力を見せてくれることになるわけです。
日本はとくに上昇点という重要な位置に冥王星とやぎ座を持ち、日本のお土が上がる、、、という奇跡を連想させることになるわけです。
もしかして、、、と思った私は新春レポートにそのことを書きましたが、あろうことか、ここに来て、この西ノ島の噴火が大陸を形成する成分を含む噴火という、非常に珍しいものだとわかってきました。
当初はすぐに収まり、すぐに海中に没するだろうと予測されたのですが、今ではこの噴火はすぐには収まらない、、、という形に変容しています。
しかも、大陸蘇生の条件を持った珍しい噴火とは、まさにやぎ座冥王星が上昇点にあることと、本当にぴったり一致します。
わたしはひょっとしてひょっとするのでは、、、と実は思っています。成行きを見守りたいところです。
冥王星はまだ10年近くはやぎ座にいますので、その間にはっきりしたことがわかるでしょう。
日本はお土があかる、外国はお土がさかる、、、確か一二三の神様がおっしゃったのですが、それは比喩ではなかったのかもしれませんね。
なんであれ、大陸よりも人の意識が優先しますので、何ともまだ言えないことは確かですが、何等かの良いショックになってくれさえすれば、くだらない政治を終わらせ、くだらない原発を終えさせ、あくどい医業をやめさせ、、、、人を新しい気持ちにしてくれるのではないでしょうか。
電気を自由に作り売ってもよいという形になりつつあります。そうなれば原発がいかに不実なものであったかがわかるはず。
結局、極端な金儲けというのは、人を最終的に狂気にしていくということです。
西ノ島がためになる大陸になるのか、怒りの大陸となって人間を飲み込むのか、、、私たちも狂気から正気に戻り、そろそろ目をさましたいものです。