母音トーニングとは何か

2014年を占う は配信させていただきました。大勢のみなさまのご応募、本当にありがとうございました。

結局28000字となった大容量のため、携帯やスマートフォンでの制限がかかり、開くことができないケースがあるかもしれません。

10回程に分けて送信しようとも考えたのですが、かえってご迷惑をおかけする可能性があると思い、PDFという形にまとめ、各自で開いてご覧いただく形式にさせていただきました。

どうしても開けない場合は、10日の午前中までアクセスできるようになっておりますので、パソコンで開いてご覧いただくなどしていただけたら幸いです。

お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

早いものでもう今年も1週間がたちました。毎日、原則として夜の11時に行っている母音トーニングですが、厳密というわけには行きませんが、基本的に今年も続けています。

どこかでだれかが声を合わせている、、、と思うだけで不思議な一体感を覚えることがあります。

ただ南無阿弥陀仏と唱えれば、極楽浄土できる、、、というのは、本当によくできたものと感じます。

実際そうだと思うからです。私の場合はそれが母音トーニングということになるのですが、それ自体に答があるのです。

じゃ、誰もがいつでもただ母音を発声すれば救われるのか、、、ということになりますが、それは多少違います。

人には深い声と浅い声とがあるからです。それは仕方のないことで、母の子に対する声も、通常の声もあれば非日常の声もあります。

みかん食べる?  との声に日常のあたたかさを子は感じ、そのことが子を育てても行くので、日常の声ももちろん重要です。

子はみかんによって育つのではなく、みかん食べる? の母の声によって育っているのですから。

日常の発声の元にやさしさと愛があるのか、反対にそうでないところから出てくる声を聞いているのかで、子どもの育ち方が違ってくるのも当然のことです。

しかしそれとはことなる、非日常の声があります。危ない、、、という危険を知らせる声。行かないで、、、という切なる願いの声。お前、、、というその時々で異なる意思を伝える声など、非日常の声は非日常として受ける方にも伝わります。

そうです。あなたが出す声も天が聞き分けていることになります。

しゃれた声、うまい歌声は確かに魅力はありますが、ただそれだけだと人は飽きてしまいます。

しゃがれ声の歌手がいますが、あんなダミ声でよく歌手ができたね、、と思われるのですが、ダミ声だからむしろ良かったのです。

うわべだけの思いを拒絶してしまう壮絶な声は歌手にとっては有利です。

母音トーニングも同じで、私たちの出す声が、天でも高度の波動でも神でもいいのですが、それに訴えかけられる声でなくては、、、少なくともそれを目指す発声が大事なのです。

うわべではありません。しゃがれた声であっても、うめくような声であっても、その声があなたそのものであることが大事なのです。

あなたの非日常性の思いそのものであることが大事なのです。言語化できない深い思いや理解が、声に現れることが大事なのです。

というのは、その声が呼び水となって、それに同調する神の振動を反作用として呼び込むからです。

そしてその反作用が偉大なエネルギーであり、癒しのパワーともなるし、私たちのあらゆる栄養とエネルギーになるのです。

フリーエネルギーの基本はこれです。私たちはみかんを食べているから育つのではなく、母の思いを聞いてるから育った面が大きいのです。

また私たちが声や行動や思念や意識を持つことで作用した波動に、反作用としてやってくるものが神なのです。

それが本当のエネルギーであり、情報を持った達成力なのです。

私たちは自分の中から何かエネルギーを出すわけではありません。すべてタダで自分が出した声や意識が呼び込んだものを食べて生きていられるのです。

そのうち、究極のものが意識であり、そのあらわれとして一等のものが声なのです。母音発声なのです。

ですから、母音発声は言語を超えて存在します。あーでも、うーでも、おーでも、そのようになっています。

意識も同様です。意識がエネルギーを呼び込むのです。意識に同調した神が訪れるのです。それが八百万の神々です。

八百万の神を呼び出す音があるはずです。意識があるはずです。そして働いてくれるのは、私たちの意識ではなく、意識がもたらす反作用が力なのです。

そして意識にも声にも明確な段階があります。それは必ず高度の意識に従う法則です。

人を殺して喜ぶ意識もあれば、人を生かすことを喜ぶ意識もあります。

そしてここが重要なのですが、人を殺して喜ぶ意識の人が、一度だけでも、人を生かして喜ぶ意識となったら、もう二度と元に戻れなくなるのです。

高い意識の方に人は従うからです。人だけではなく、宇宙の法則です。

なので、宇宙も人も高い意識を持つことで、そうした神を反作用としてもたらすことが可能になります。

悪魔信仰があるようですが、それも低い意識を母音トーニングや儀式で作用させ、反作用として、大体は幽界から親分であるそうした神的エネルギーを呼び出すので、力を持てるのです。

この世的な力対力ではこの世の物理に従うことが多くなりますから、最初は負けることが多いです。しかし、宇宙の法則は誰ひとり曲げることはできませんので、やはりじょじょに浸透するように、この地上においてさえ、
高度の意識が勝つことになっていきます。

これはどうしようもない仕方ない事実なのです。

母音トーニングで私たちが何を呼び出すかは、もちろん人によって異なるのですが、そこに真剣な思いと深い非日常があれば、必ず、八百万の神の何等かの力が反作用としてやってきてくれます。

その種となる、その小さな周波数となる、深い声を出せるようになることが大事なのです。

表面的な意識を離れ、真実の思いを見つめ、発声する重要性がここにあります