謹賀新年

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年はどんな年になるか、わからないところがあります。私は良い年になると思っていますが、良い年であるとか、悪い年であるとか、簡単に言えない時代になりつつあるのです。

個人差、、、とも言えますが、全体で進む一つの方向、、全体を染める一つの色、、、という形では、全部を掌握できない時代になっていきます。

たとえば、いくら日本が軍国化を目指し、そうしようとしても、もう全体が付いて来ない、、、上に居る人はうまくそれで進んでいると思っても、決して簡単にはいかない、、、意思が方々に散らばり、一つにまとめることができなくなっている。

昔のように強制して行うこともできなくはないが、何か情報がもれたとしたら、一瞬にして信頼を失い、あっという間に足元から転覆してしまう。

昔はたとえ負けている戦いでも、マスコミを使ってウソ情報を流せばどうにかなったが、今は違う。ウソの流通時間、有効時間が短くなっている。

嘘の上に巨大な構造物を作ろうとしても、どこかに無理が来る。戦争に持っていくことなどは、かなりの構造物をつくる以上に難しいから、突発的な混乱や局地的な争いを起こせたとしても、それが全面戦争に発展することは先進国においては難しい。

というのも、やり方が下手だったと思う。今の政府やマスコミ、経済界も含む総意が、極東での緊張を高める方向に向かっていることが、国民の誰の目にもばれてしまった。

次は憲法改正、次は徴兵制、次は極地戦、、、と、スケジュールができているのかもしれないが、そうした流れが誰の目にもばれてしまっている。

アメリカまでもが、失望したと言う始末。キャロラインさんは帰っちゃった、、という話しさえある。阿部さんと菅さんは本気なのかもしれないが、本音で、靖国に行ってよかったと思っている政治家が何人いることか。

このまま憲法改正、、、徴兵制と進むことを、一体、誰が本気でよしとするだろうか。

世界の大きな構造の中で、日本が実はその存在感を増していることは私は事実だと思う。これもマスコミが言うこととは異なり、今の日本は本当は色々な意味で相当強いのだと私は思っています。

何が強いか、、、これからの世界の方向性を決める力のような可能性が、日本が持っているのだと思う。

そのことを、政府の上の上は知っており、ただあまりに創造性が乏しいから、現在のような表現になってしまうのだと思う。

鳩山さんは面と向かってアメリカに反旗をひるがえすようなことをしてつぶされた。その後、アメリカべったりの管、そして野田の政権ができたが、これは小間使いとして消費税アップに利用され、結局は自民党に大政奉還して終えた。

そして次に阿部さんがアメリカにも強気の発言と態度を見せている。

鳩山さんの時代あたりから、というより、リーマンショックから生きのびた国は、かろうじて、実は日本のみだったのだと思う。

アメリカもヨーロッパも威張ってはいるものの、中国も含めて、実は戦勝国側の歴史が実は実質的に終えていることが、まだ表面的には見えてこないだけで、実質はそうなっているのだと思う。

かわりに戦勝国と反対側にあった力、ドイツ、日本。イタリアはどうなっているのかよくわからないけど、ともかく、日本とドイツ。とくに負けた日本の中の古くからある支配的な力の復活が何等かの形であるのでしょう。

そうでなければ、自民からのああした強気な態度は出てこない。阿部さんは単なるバカだから、、、という話しもありますが、それだけではないでしょう。

ヒトラーがラストパタリオンの夢を1月25日の晩に語ったことがあるのですが、そうした敗戦国の科学技術力に裏打ちされた何等かの背景とつながっていることも考えられる。

まるでおとぎ話のような展開ですが、戦勝国サイドの最後のホープだった中国は、この一年でまるで不思議な力が結集するようにしてその翼をはぎ取られている。

それを仕掛けたのは日本だったのかもしれない。

なので、中国は本気で怒り、焦っていると思います。阿部政権はアメリカを袖にしてまでも、それをやろうとしているわけで、元敗戦国の力は今、中国つぶしに全力を挙げだしたことになる。北の政変もそれと当然関係しているのでしょう。

私は国際政治にはうといですが、素人目にみているから、逆に本質が見えることがある。自民党のボスがアメリカに逆らって、シリア攻撃に反対し、今回は靖国、、要するに強気なんです。

ほんとうに日本にそうした力があるのかどうかはわかりませんが、強気にさせる何かがあり、それが戦前の力にまでつながっていることはうかがえます。

しかし、いずれにせよ、国民無視の流れであり、私が考える時代方向とはまったく違います。原発を何十機も抱えた日本が戦争などできっこありません。

戦争など考えたらあっという間に原発を壊されておしまいです。なので、阿部さんにどんなに夢があろうとも、憲法改正、徴兵制、戦争の流れは無理だと思います。

日本にもっと合ったものがある。日本の存在感は実は私は来年さらに高まると思っています。それは春分図、そして元旦の新月に出ている。

その存在感とは、新しい時代のものでなくてはならず、軍国とか、徴兵とかとは全く逆の、愛と喜びとやさしい思いによるものでなければ失敗します。

天の時がそうなのですから、仕方ないのです。軍国が強い時にはそうしてきたのですから、今度は愛と喜びの時代原理が訪れているわけで、軍も経済も遠慮しなければいけないのです。

軍国の時代に、平和を求めた人は拷問にあい、殺されてきたのですから、今度はせめて邪魔をしないで欲しい。

戦争しようと、趣味で語るのはよいとしても、本気でやろうとしたら時代の力に押しつぶされることになるのです。宇宙の意識の高さは戦争よりも愛ですから、愛の意識圧の方が高いため、ガンジーなども戦争有利の時代にあってさえ、やがては勝ったのです。

まして、現代です。勝敗は見えています。

今年もある意味荒れ狂うものがあるでしょうが、本気でそうなる、、、本気で戦争になる、、、というところにいたったら、日本人がどう反応するか、、、今のマスコミにも政府にもわからないと思う。時代の力を無視して先が見えるわけがありません。

私は今年は大変なこともあり、驚かされることが場合によっては今日の元旦からもしかしたらあるかもしれないくらいに思っていますが、それでもどんどん良くなる方向に進みます。

消費税がアップすれば確かに景気は非常に落ち込むでしょうが、そのことで人は色々なことがわかってきます。この国は政府が動かす国ではなく、民意が動かす国であることが、きっとわかる年になると思います。

そういう意味で、かなり大変もあるが、素晴らしい年になると私は考えています。

なんだか固い話しになってしまいましたが、本日、元旦の星の配置は、やぎ座の11度近くでの新月で、そこに冥王星を抱えている。

それはそのまま、春分図の上昇点であり、元旦と春分が見事に冥王星の意思を示すことで一致。

日本はどうしても変わることになるのです。それは予想していた姿とは異なるというのが、冥王星の特徴。

今、みんなが、このままいけば軍国主義に、、、の不安を抱えていますが、政府のやることが見透かされてしまっているとも言えます。

もしかしたら、政府も本音は違ったところにあるのかもしれません。なので脅しあいはあっても本格戦争はありえません。

元旦に起こるどのように小さく見える出来事、事件でも、深く解釈してみると、今年がどんな年になるかきっとわかると思います。

ともかく、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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