美容と金星意識

人は皆美しかったのです。本来の美の追及をあきらめ、間違った意識に従ってしまったため、おかしなことになっているだけ。

素の元の自分の道に戻ることさえできたら、あっという間に顔も体も変わります。

なぜ本道をはずれてしまったのかは、主に16歳から24歳という金星が示す、女性としてもっとも多感で異性を意識し、自分を他と比べて落ち込んだり、自分を呪うような時代に培った意識と関係が深いのです。

16歳以降、私たちは異性を無意識に求め出すことで、他と自分との区別を行います。それは本質的な競争であるからです。優劣の意識が入り込み、それは同時に劣等感を植え付けます。

確かに私達には自分にないものがあり、そのないものを求めることが美の創造につながる面があります。

しかし、本質をゆがめる必要などなかったにも拘わらず、無いもの、持たないものの方に私たちはあたかも本質が眠っているように錯覚してしまったのです。

16歳から24歳という異性獲得意識がもたらす自他の区分けによるコンプレックスの醸成はこうして行われます。

私達の金星意識は大かれ少なかれ、、傷ついているのです。

まず、この傷ついた金星意識を取り払う、、、そこから本当の美容は始まりますが、それは簡単なことなのです。

子供が赤いリボンを髪につけておしゃれするように、わざとらしくても、稚拙でも、それが美意識の主張であれば魅力的であったにも関わらず、私たちはそれでは足りないと勝手に思ってしまったのです。

異性へのアプローチは、赤いリボン一個で十分であったにも関わらず、私達はそのことに気付かず、ついにはブランド品で身を固めるまでに武装することになります。もしくは、せっかくの赤いリボンさえ捨ててしまい、金星の意識をクローズさせてしまうのです。

まず、こうした傷ついている、16歳から24歳までの金星意識を取り去るトーニングを行いました。

それからの施術効果は見違えるようになり、体も顔も無邪気で明るく、美しく、若返ったと思います。

今日の卒業生はそのことを学んだはずです。どうか世に広め、本来の美容の喜びを伝えて欲しいと思います。