沈思黙考の週

いよいよ待ちに待った、、、、というほどでもないけど、年に一度のダービーウイーク。

三歳馬が生涯に一度しか走れないレースです。このレースがどんなに凄いかというと、たとえば、イギリスのことわざには、一国の首領になるよりもダービー馬のオーナーになることの方が難しい、、、、とある。

先週も大魔神として知られる元佐々木投手の持ち馬がオークスという、やはり生涯に一度しか出られないクラッシックレースに最有力馬として出走した。

テレビは大魔神こと佐々木元投手を登場させて色々と尋ねるものの、テレビ越しに見ても、大魔神はまるで上の空、、、どぎまぎしているのがこちら側にも伝わってくる。

アナウンサーが「上がってますか、、、」と尋ねると、「こんなにドキドキするのは現役時代だってなかった、、」と。オークスでもそう、、、まして今週はダービー。ちなみに大魔神の馬は二着でした。

競馬のレース体系はこのダービーによって頂点が決められるように作られている。若い二歳馬は初夏からデビューし、翌年のダービーを目指すわけだ。

今年もダービーが終わると翌週から二歳馬が登場し、来年のダービーを目指して走ることになる。競馬人はダービーを追いかけ、ダービーと共に歳を重ねていくわけだ。年間に数千頭の馬がダービーを目指してデビューしていく。

そして選びに選ばれた18頭が覇を競うわけだ。ダービーがある週をダービーウイークと言い、競馬ファンにとってはこうした特別な週。

私もダービー検討会をいつか開こう開こうと思ってまだ果たしていない。今年も忙しくて無理だった。

競馬好きが集まってお酒やおつまみを食べならが夜がふけるまで検討しまくる、、、まるで夢のような光景ではないか、、、、、そんなわけないってか。

さて、私の予想だが、ワールドエースでいいのではないか。皐月賞馬はゴールドシップだったが、血統的に重い馬場があっていたし、四コーナーで内の最短距離をつけたのだから、大外を回ったワールドエースや三着の馬の方が上だと思う。

ワールドエースがおそらく一番人気になると思うが、これを中心に他はあっと驚くような穴馬まで抑えるべきレース。

もう3年か四年たつと思うが、皐月賞で大勝負したアサクサキングが皐月賞ではまったくダメで、ダービーでは16番人気で大好走したように、穴馬も飛んでくるのがこのレース。

この時のダービーで勝った馬は女馬のウオッカだった。女馬は通常は一周前のオークスに出走するのが普通だが、ウオッカは男馬に混じってなんとダービーを狙い、見事三馬身差の圧勝。63年ぶりの牝馬によるダービー快挙だった。

今年はワールドエースから穴へ、、、が私の基本姿勢。

まだ二日あるので、ここは体調を整え、精神を波立たせることなく、沈思黙考で臨むべき時である。勝ってにやってくれって?

まあ、温度差は当然あると思うが、結果はNHKニュースでも必ず言うほとの大レースなんです。

さて、先日の代官山のサロンではお疲れ様でした。大勢の方々のご参加ありがとうございました。サロンでもしょっぱなの話しは競馬のことで失礼しました。

しかしH氏との披講はわりと喜んでもらえたようで嬉しかったです。「夏の日 代官山のサロンに集いし人々の幸を願ひて詠める歌」と、高らかにH氏が詠みあげて歌が始まると、場がシーンとなってとても歌いやすかったです。ありがとうございました。

次回はどんなサロンにしようかと、今から楽しみですが、中には、「愛先生のこれまでの人生というか半生を語ってください、、、」などのリクエストがあったりしてますが、私の半生など競馬の話しやろくでもない話しで終始してしまうので、それはお酒が入ったような席で。

金環食が終えて感じるのは、体の中にある、ふたつの感覚です。ひとつは弱いものの、奥の奥の方で確かにある、しっかりとしたゆるぎない成長の実感。そしてもうひとつは、楽観できない注意深くしてなければいけないという圧倒的な体感のふたつ。

解釈すると目先動乱、後の本質的変化。ではないでしょうか。ともかく時代は動いています。

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