方向性の見えない春

どの会社も、どの企業も、どの学校も、どの組織も、どの国歌も、、、まるで方向性が見えてこない。個人も同様なのだろうか。

進んでいるものはぶつかるので、停滞はある意味で進んでいる証拠でもある。すっきりしない春の印象は、こうしたことが原因しているのかもしれない。

よく、「先生はスライブを見ましたか、、、」と質問される。内容は想像がついていたが、先日、無料になったので何回かに分けて見てみた。けっこう長い映画だがすぐに見え終えたので説得力があったのだろう。

賛否両論というが、あそこに語られている内容はそのとおりなので、文句など私にはない。また、トップの映像が片方の目を見せる女性の構図から、あちらサイドのもので信頼できない、、、とも聞くが、それは違うだろう。

あれはわざと、意識してやっている構図。証拠として目が女性でやさしい目つきになっているのでわかる。あちらサイドの目は、支配し監視する目であるのに対し、スライブのほうの目は、弱い人間があけた突破口としての片方の目という印象。

わざとあちらサイドを意識して作ったわけで、構図が似ているから怪しいということにはならない。

また、内容はともかく、見ることでサブリミナル効果があり、それが問題だ、、、という人もいるが、それを言うならNHKや民法番組よりはまだましなくらいだろう。

確かに見終わったあとで、希望に満ちた体感や印象は私の場合は沸かなかったが、それは来るべき未来を本当ならみんなで作っていくところに主眼がおかれるべきところ、わざわざ指導されているような印象があるためだと思う。

それも作ったサイドの親切心だと思えば納得がいく。あと、作った人自体があちらサイドの金持ちではないか、、、とい疑問だが、これも、当然、あちらここちらが対立する形で新たな時代が築けるわけにもいかなから、あちら側の味方なくして変化はないので、流れとしても自然ではないか。

まあ、よくわからないものの、意味あるし、こうした内容を資産を使って作ってくれたのだから、ありがたいし、時代に対する影響力は非常に大きかったと思う。

気になる点があるとしたら、スライブがスレーブに似ていること。それも意識して奴隷状態からの開放を願ってつけられたいるのかも。

まだ見てない人も多いと思うので、簡単に流れを語ると、まず、私たちが信じている制度にまやかしがあり、とくに金融がまったくのインチキである点を語る。

銀行が人にお金を貸し出す際、そのお金はもともと、どなたから預かったお金を運用している結果としてお貸しするのではなく、ただ、何もないところから、「はい、一億円ですね。」とコンピュータのボタンを押すだけだという話し。

この最たるものが中央銀行なのだが、銀行の貸し出しシステムを最大のインチキであると訴えている。これはもちろん、そのとおりである。だから以前からインチキだと言っているわけです。

では、貸し出したお金は、無から生じた、約束のお金に過ぎないが、そのお金が生む金利や返済は、すべて銀行に戻ってくる。インチキでお金を貸し出すと、無だったものが、全額、利子をつけてやがて戻ってくる金になるということ。

これをインチキといわないでほかの何がインチキか。まあ、最大のインチキの中で、私たちはお金にしばられ苦しめられてきたのである。

あなたにお金を発行する権利があり、それを人に自由に貸し出していい、、、となったら、あなたの元に「100万円貸してください、、、」という人が来たとしよう。

あなたは、その100万円を貯金しておく必要も、働いて用意しておく必要もない。黙って、「はい、100万円よ。」と言って、コンピュータ操作により、相手の口座に入れておけばいいというわけだ。

しかし、返済は厳しく取り立てる、、、金利もしっかりもらう。相手が返済できない、、、となれば、家をかわりにもらう、、、それは法的に決められたことで、返さないほうが悪いでしょ、、、、と、誰もが思ってしまうが、実際は、インチキから貸し出した100万円で実際の価値ある家を騙し取ったということになる。

こんな商売はインチキですよね。しかも、返済しない人を法律で罰することもできるし、家を奪い取ることもできる。インチキで与えたコストなしのお金の貸付によって、最後には、家すら奪える。これじゃ独り占めできて当たり前だよね。

こういうことを銀行はずっとやってきているわけで、当然、お金持ちとなる。そのお金で企業を作り、政府にお金を貸して戦争をやらせたりすれば、貸して儲けて、返済で儲けて、戦争で武器を売って、壊した家や設備などの復興でその後でまた儲け、、、そのお金で、こうしたことに反対する人や、気づいた人を押さえつけるために金をばら撒く、、、、

よくできたシステムを作ったわけです。このことを非常にうまく語ってくれた。一個人がいくらこうしたことを言っても、誰も信用してくれなかったのだから、やはりスライブの力はあったと思う。

私も中央銀行のインチキが最たるインチキであると語ってはいるが、まあ、愛先生のお考えですから、、、、面白いことは面白いけど、、、程度にしかこれまでは受け取ってもらえずにいた。これからも大差ないかもしれないが、ちゃんとした映画でこうしたことを言ってくれるのはうれしい。だって、本当のことなのだから。

そして、こうした金融のインチキをつかって儲けた人は一握りの特権階級となり、多くの企業体を持ち、国を動かし、さらに言えば牛耳るようにまでなった。上のほうをすべて買収し、アメとムチの両面作戦でいけば、政府の上のほうも落とし込むことなど簡単にできただろう。

こうして、国民のために働かない政府がどの国にもできてきた。日本もまったくそのとおりですね。要するに、彼ら政府上層部のボスは国民ではないということだから、今の姿勢は当然なんです。悲しいことですがこれは事実です。たまに国民のほうを向く政府ができると、マスコミがたたきだし、事件を起こし、そうした人たちを追い出します。

最近の日本でも同様のことがおきましたね。同じ民主党内でなぜ、突然悪く言われだして、下ろされた人の変わりとして今の政権ができたのですが、以来、日本は確かにひどくなる一方。このままでは日本国民は尻の毛まで抜かれることでしょう。

しかし、スライブが言うのは、そんな生易しいことではなく、尻の毛程度ならまだしも、金を得た上の人たちは、今度は、自分らが住みやすい世界に変えるために、半分以上、、、いやもっと、一節には、95パーセントくらいの人間を殺して、住みやすい世界にしようと考え、それを実行に移している、、、、というのです。

尻の毛を抜かれて貧乏に甘んじる程度ならまあ、いやだけど我慢できたとしても、95パーセントの人間が殺される、、となれば話しはかなり違ってきます。

しかし、ワクチンの中の不妊物質混入やその異様とも思える強制、食料の供給をいざとなったらストップさせることができる仕組みづくりなどをあげて、これが本気であり、すでに実行にうつされつつあることを熱く語るのです。

そこらへんのことは私にはよくわかりませんが、日本の政府の、一体何を考えているのだろう、、、という混迷ぶりを見ると、なんだか恐ろしくももしかしたら、、、と思わせる説得力がおおいにあることも事実です。

今の政府を国民が不幸になることばかり、本気でやろうとしているのだから、狂気の沙汰ではない、、、という目で見ている国民が多いと思う。しかし、こうした大きな計画の達成への協力だとしたら、、、と考えると、本当に恐いですよね。まさか、本当にそんなことあるのかしら、、、、でも、原発の対応の異常さなどを見ると、もしかして、、、、の気持ちも当然でしょう。

だからこそ、スライブのような企画が世に出てくることには、意義があります。もう無知ではいられない、、、そういう時代に入ったということ。

上同士はおそらく争っているのでしょう。一方で人口削減まで考える、これまで戦争を起こしてさんざん儲けてきた勢力、、それに反対し、新たな時代を模索する一方の勢力もおそらくあるから、こうした事実が語られるようになったのだと思います。

こうした中で、私たちはどこに組することなく、淡々と日々の生活を送っていくことしかできないのかもしれませんが、実はそのことが非常に大きいことになるのです。

不安、、、、ヒステリック反応、、、、などは戦争や混乱を引き起こすすばらしい口実になりますし、それでは私たち自身が未来の選択ができなくなってしまうでしょう。

私が以前から語ってきた、お金に頼らない生活、、、お金は必要だけど、最小限であって、できるだけそれに頼らない生活、、、それがみじめでなく、楽しく、うれしい、、、そういう形を実際に作れたとしたら、もう戦争も貧困もない時代が作れることになります。

お金など、本当は不要だったのですが、それはひとっところに富と権力を集中させるために発案され使われました。

そこから自由になれるスタイルを私たちが作ることで、地球や人類や私たちの未来を私たちが決定していけるようになるのです。

一箇所への富の集中のための奴隷常態から脱し、もっと別の生き方を考えて実行する若者たちから、本当に多くのことを学ぶべきでしょう。

しかし、凄い時代に入りつつありますね。おそらく私たちは、魂のレベルで、あえてこの時代を選らんで生まれてきたのかもしれません。その意味ではみんな仲間ですよ。