最後の短歌大会

これまで12年にわたって続けられてきた星と森国際短歌大会は、第十三回をもって終了する。その大会があさっての31日の日曜日に迫っている。歌の題は「遊び」最後の大会にふさいわしいかどうかはわからないが、よい歌題に思える。今から12年前というと、まだ和歌が実際に歌われる、、、ということはあまりなかったし、そのことを知る人も少なかった。しかし、和歌、短歌というように、それは詩というよりも歌なのだ。詩人のジェームスカ―カップ氏もそのことを重視しており、私どもの動きに参画された。カ―カップ氏には英語部門の選者になっていただき、日本語部門の選者には、宮中での重大儀式のほとんどを担当された中島宝城先生にお願いした。また、この短歌大会の発足により、自然な流れとして、和歌を歌うことを披講というが、披講を研究する星と森披講学習会がその後発足し、今に至っている。日本で唯一と思える、歌謡史研究の大家、青柳教授、さらに宮中披講会会長であられた、今は亡き坊城俊周様のご指導を受け、民間ではおそらくこれ以上はありえない 環境の中で披講の学習を行ってきた。その成果はあり、今では短歌が単に目で読まれるだけではなく、実際に歌うことの重要性などが、認識されつつある。文学界において、とくに和歌文学界においては、こうした理解は確実に進んだ。また、日本最大の短歌結社であるしきなみ短歌会では、毎年、私どもの披講を短歌大会において披露させていただいている。いずれは、お茶やお華の世界においても、本来は歌と共にあった歌会文化としての復活が出てくるはずである。世界にお茶やお華は単独で広がっていったが、本来は歌あってのお茶とお華であり、本来の歌会文化としてよみがえる日がくることを、私は信じている。すべては歌あってのものなのである。そういうと、誤解を生じるかもしれないが、歌が中心的文化であることは疑いようもない。このことを一番よく知っていたのは、実はGHQだったのではないだろうか。日本の本質、その最基底にあるものが歌であることを、日本研究をしていたGHQは見逃してなかったと思う。今となってはそんなことはもうどうでもいいが、戦後、歌と民衆が切り離されてしまったことは確かであろう。こうした私の個人的反省もあって、星と森国際短歌大会は発足され、今に至った。まだ続けたい気持ちもあるが、個人的負担があまりに大きく、残念ながら最終回となる。幸いにも国学院大学において、こうした取り組みの重要性を国学としてとらえ直すという機運も一部に生まれ、私どもがその指導に当たらせていただくという形も持てた。和歌が歌われること、さらに歌の重大性はもう消えることはあり得ない。安心して星と森国際短歌大会が果たした役割を終えることができる。カ―カップ先生にもおそらくお喜びいただけることだろう。
 最後の大会があさって、日本出版クラブ会館で、午後3時から行われます。私も今回は披講の役に就きます。
昨年も多くの方々にいらしていたできましたが、今年もぜひいらしてください。日本出版クラブ会館は飯田橋から10分ほどの、神楽坂にあります。午後3時からきっちり始まり、ドアが閉められますので、ややお早目にいらしてください。受付でマドモアゼル・愛のブログで知った、、、とおっしゃってください。無料です。

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