震災後

震災 原発破損 放射能拡散 水がやられ、土がやられる  食糧事情悪化  東日本の経済活動の停止  都心の経済活動の低下もしくは停止  都心の生活の維持の困難化  都心の不動産価格の暴落  金融の破たん
円の暴落 食糧危機  大インフレ 世界経済の崩壊かそれに近い状況  世界のあらゆる経済活動の縮小   戦争の勃発  
 
 という最悪の流れすら考えられるシナリオである。また、そうした流れを意識して作り上げようとする勢力もあるかもしれない。

しかし一方で、このようなシナリオの可能性もある。

震災 原発破損 放射能拡散 水がやられ 土がやられる  食糧事情悪化  被害が広範囲に及ぶため政府と直結しない国民生き残り方策が出てくる  放射能を除去する見事な発明と速やかな実践  中央と直結しないシンプルな製造と輸送、販売の新たな経済システムの確立  シンプルな生き方の流行  助け合いのノウハウとそこから来る信頼感の醸成  経済大国の考えから生活大国へと脱皮  日常生活の充実と喜びの創出 低コスト生き方から来る精神性が霊的人生観を生じる 先祖、魂、自然 子供優位の命の文化と生活経済による東日本の自立 遺伝子縄文の大復活

ご存知のように人間の中にもっとも深く眠る遺伝子は金儲けなどとは違う。金儲けなどの価値意識はつい最近のもので、せいぜい長くみても3000年。私の子供時代でさえ、お金の話しをしたがらないような風潮があったわけで、なんでもお金、という考えは古いようで本当はつい最近のもの。そのシンボルが原発だったわけだが、縄文遺伝子一万年の前ではほこりのようなものでしかない。しかもお金儲けは金信仰であり、幽界の影響が強い。しかし縄文一万年の遺伝子は現実生活を保持した現実のものである。今回の出来事がどうなっていくか、大きくふたつの方向が見てとれる。

 後者が勝つことは分かっているが、その流れを見れるというとんでもない時代に私たちは生まれてきた。人類数万年の歴史の中のハイライトにもあたる時代に偶然か必然化はわからないが、あなたも私もここに生まれてきた。見物してもよい、参加してもよい、どちらでもよいが、人の足は引っ張らないようにしたいと思う。