日本のやり直し
日本はもうやり直さなくてはダメなところに来ていると思う。日本に限らず、世界も同様。とはいえ、世界はやり直しが難しい面があり、可能性があるのは日本かも。しかし日本もかなりデタラメでひどいのでわからないけど。このままでは管政権がつぶれるのは、ムバラクが先か管が先かの違い程度。日本も世界も同じようなものなのでしょう。
やり直しは本気さえ出せば、意外に簡単な面も。
農業の立て直し。農を儲けにさせないやり方で援助すればすぐにも立て直せる。そのためには、多数の人がいるので、ボランティア体制を国が作る。これまでのぼらんティアは、完全なボランティアで、これはおそらく悪魔的考えの意図的なものだったと私は思うが、完全ボランティアというのは、本当に馬鹿にした話しだと思う。交通費も出ない、宿泊費も出ない、食費は一食程度は出るらしい、、、というようなデタラメな話。しかも、それでやってあげている、、、的な態度では困ると言う。まあ、それは確かにそうかもしれないが、大の大人を一人タダ働きさせて、それで何も出さないで、ボランティアできることが喜び、という人に来てもらいたい、、、というのでは、広がるはずがない。私が考えるボランティアは、三食ついて、宿泊も無料、そして日当が2000円程度出る。この程度の待遇なら、人は集まる。何とか人の役に立ちたいが、無料では生きていくことができない、、、という人が多い。なのでどうしても余裕のある人しかボランティア活動ができなくなる。国がこうした待遇でボランティアを募り、ボランティアに感謝し、ボランティア哲学を持てば、就職ができない学生、生きるあてのない人々、仕事にあぶれた人々を、いっせいに吸収することができる。戦争おこして軍隊に集める必要などなくなる。そうして、荒れた森がみるみる復活していく、、、海がみるみるきれいになっていく、、、魚が戻ってくる、、、廃墟のような建物が息を吹き返す、、、取り残された辺境の老人に安心と笑顔が戻ってくる、、、社会参加の意識が高まる、、、失業者に夢ができる、、、行き場のないどうしようもない人々を救いだすことができる、、、、自殺者が激減するだろう。また、仕事に就けずにプライドをズタズタにされた人にも誇りが戻ってくる、、、、なぜ、こうしたことを国はやろうとしない。本当に日本が良くなってしまっては、困るからなのか、、、そんなことはないのなら、始めることだ。日本全国に自転車道が整備され、国民新幹線のようにどこにでも行き来できる新交通システムもできることだろう。すべて人海戦術。あっという間に日本は魅力的な国になる。戦争を起こして失業問題を解決することより、人を汚さず、誇りを持たせ、元気にさせられる。それでもなぜ戦争の方に行くのかは、一部の所に儲けが集約的に行くためだろう。もうそんな時代ではない。また、人も騙されてはもういけない。
こうしたボランティア大作戦を行って、一体いくらの金がかかるだろうか。職にあぶれた人、生きがいを失った人、目の前の生活ができずに夢が描けない人を、全員集めたとしても、わずか数百万人だろう。それらの人に月10日ボランティアしてもらった程度で、今言ったような夢の日本は実現すると思う。それでいくらかかるか。大した金額ではない。生活保障費よりもずっと安く済むのではないか。人を生かすことだ。夢を与えることだ。底辺の大変な人にボランティア的な仕事を与えることだ。それだけでも日本はやり直せる。そこに利権が絡まないよう、厳しい目だけは向けることを忘れなければ、日本は5年に見違える可能性がある。世界の列強が恐れていることは、本当に恐れていることは、日本人に何か、本気にさせたら大変ということである。眠らせ、鈍感にさせ、できれば馬鹿にさせておいて、静かに飲み込めばいいと、そう考えている。そして確かに日本は今、そうした危機の中にある。しかし目を覚ます時が近づいている。長いこと馬鹿にされてきた日本人だが、そろそろ、本当の敵を知って、それに対抗する生き方、政策を実行していく段階に来ているのではないだろうか。
きれいごとに騙されてはいけない。ボランティアが素晴らしく、犠牲的な精神にのみよって維持されるという、嘘にごまかされてはいけない。そんなことはあり得ない。三食、住がそろい、その上2000円程度のお礼を差し上げて、その上で、ありがたい、、、本当にありがとう、、、という程度が人間としての礼儀であり、それでこそ素晴らしい物事がスタートしていく。幾多の方々が、つらいボランティアの犠牲になられ、かえりみられることもなく、体を壊し、去っていったことだろう。
日本人の善意の総結集がこうしたボランティア制度推進によってきっと達成される。政治はこの重大性に気付いてもらいたい。わかってくれる議員も数人程度はいるだろうから、皆さまにもどうかこうした考えと実行をお願いする次第。