和して歌う

今週の月火と、百歳姫(20×5)の練習がスタートした。声を出すことに慣れている女性は少ない。とくに日本ではつい男性に遠慮して声を閉じてしまうケースが多く、いつしか女性のノドのチャクラは閉じるようになった。ある程度の年齢が行けば遠慮も後退して男性以上にノドのチャクラが開いてくるケースが多くなるが、若い女性はそうではない。そのため、まず声を出すことが大変である。倍音を伴う和の声は、非日常の声でもあるので、まず声を作ることが大事になる。
 まず、はっきりした声  次に大きな声  次に誰かに伝える声  次に物語る声、、、そんな順序だろうか。
 人生相談をラジオでやって長いが、悩んでいる人は、声である程度わかる。声に何を隠しているかも、ある程度はわかる。そして、何かを理解したり、意識できたり、自分がわかったとき、人の声ははっきりと変わる。声でそのことが判断できる。声が変わらなければ、次の展開はないとまで言える。声の重要性はあまり語られないけどある。母の声がもしも変わったら、子供はきっと安心できない。父の声がある日変わったら、きっと子供は不安になる。
 そして和歌とは、声を合わせて歌うものである。それぞれの声がなくなってすべての声がひとつの新しい声に聞こえてくる歌、それが和歌披講だ。今回、和して歌う、、、という小冊子を出した。44ページの本である。披講について、和歌について、倍音と高周波について、また母音について、色々と語られている。350円で、送料を120円いただくが安価だと思う。愛ショップの欄で詳細をご覧ください。