カザンリク

ローズオットー精油はこのカザンリクから水蒸気蒸留法によって採取する。私のところのカザンリクはわずか20本程度なので精油を採取する量にはまだまだ足りません。先日、この写真の一本から5個程度のバラをとって熱湯抽出してローズ水を作った。ほとんど精油から作ったローズ水と変わらない良品質のものができた。ただ、すぐに変化してしまい、寿命は30時間程度だったが、これは素晴らしいものでした。バラは午前の太陽が昇る超然ぐらいに採取するのがよく、一日分のローズ水をこの時期なら毎日つくることもできる。ローズオットーが不足のおり、この方法でもローズ水が作れるわけだ。ただしどうしても防腐剤的なものは必要になるが。なので、毎朝、採取し、その時期だけ朝どりローズ水を楽しむ、、、という以外にないと思うが、素晴らしい贅沢ではある。お風呂に入れてももちろんいいでしょうね。ローズオットーはカザンリクから作られるのが一般的だが、日本ではこの品種は手に入りにくい。私も数年かけてやっと25本程度を手にいれた。毎年予約しておいて、やっと手に入れられる。初年度は茎も細くて今一つだが、一年で立派に成長し、次年度からはかなり頑丈なバラになる。見栄えはかわいく、バラの深みはあまり感じられないので、人気はないらしく、バラの卸しをやっていて、知らないバラはない、と言われていた方でさえ、このカザンリクはご存知なかった。トゲが凄く、手入れしてあげないと違った品種に変わってしまう。次回、どう変わるかお見せしますね。しかしそんなことってあるのかしら。私はナスも違ったものに変えてしまい、親類の農家の方がこんなの見たことねえ、、、と驚かれたことがある。核廃棄物でも捨てられていたりしたら怖いですね。しかしおいしい野菜ができますよ。しかしバラというのは、白人の歴史と切っても切れないもので彼らのシンボルと言ってもいい。日本は菊と桜だが、どの国や人種にも切っても切れない花や植物がある。単なるイメージの閉じ込め役として花が必要というのではなくて、花との実際のかかわりの中になんらかの秘密があるのだろう。たとえば、その花を通してなんらかの超能力がその人種につながるツールになるとか。実際、日本人は菊を食べると健康になるように感じる。また、バラは確実に生理痛を和らげる。これは本物のローズ水を一日朝夕二回顔に吹きかけるだけでも改善される。日本人でもそうであるが、白人にはもっと効果があるような気がする。整理に限らず女性機能全般に対するローズ効果は凄い。自分でアイローズを販売している時にはこういうことは誇大広告になるので言えなかったが、まあ、凄いメールを何通もいただいている。ローズは女性の守り神と言えるくらいのものがあり、白人女性にはとくにそうなのだと思う。roseを得たりその権益を得ることは、女性から受け入れられる、、、というなんらかの本能につながるイメージがあるのではないか。トロイア戦争も突き詰めれば女の奪い合いであったわけで、そうした争いの永遠の勝者はバラを得たものだったのだ。菊についてもこうした観点から研究すると何か面白い発見がきっとあると思う。近代医学は魔女の植物学の集大成のようなもので、民間の薬草学を奪い取り、それを独占することで科学としたに過ぎない面があるが、日本では菊以外では、琵琶、どくだみ、ヨモギが薬草の王様だろう。そこにはきっと日本人特有の価値観、人生観につながるものがあるはずだ。政党なども植物の紋章や命名にすると有利なはずだ。多くのイメージとつながるという意味で実態を大きく深く見せてくれる。政党ローズ、これは白人支配層につながる政党名としてはいいかも。菊花政党は、やっぱり右翼でしょうね。アサガオとか、コスモスとか、今の時期でいえば 立ちアオイ、、なんて言えば、多少は票が集まるかも。われもこう、、ほたるぶくろ、、松虫草、、なんていうのは、はっとする人がけっこういるかも。私なら、サルオガセで行くな。それに比べて、みんなの党とか、新なんとかとか、スローガン的でつまらなく感じる。嫌われまい、、、という意識が見え見えでかえって何かを隠しているような印象を私は受けるが、それも個人差なのだろう。政党あさがお、、庶民の味方です、、、と言えばたとえウソでも本当だと感じる要素がありはしないか。植物名、植物文様からの自己研究は面白い。あなたをあらわす花や植物、もしくは木は何ですか、、、、それを文様化して自分の家紋にしてみるのもいいのでは。それぞれが個々の原点に立って歩いていく時代となりました。