政権交代よりも早いもの
昔あったチリ津波のことは子供時代だったがまだ覚えている。地球の反対側で起こった地震でまさか日本にまで大津波が襲ってくるなど、当時の常識ではピンと来なかった。そのため大被害になった面が大きかったと思う。文明の進歩によって自然災害が抑えられる面もあるが、反対に拡大されるケースの方が断然多い。本当に進歩なのだろうか、、、と思ってしまう。すべては金儲け優先であり、人間の命と生活を守るための進歩ではなかった。医学がどんなに発展しても病人は減らないことでもそれはわかる。戦争なども高度などうにもならない理由があって起こるわけとは違う。単に金儲けである。あまりに見くびられ、軽く扱われている人間の存在があるので、思わず小説などを書きたくなる人もいるだろう。思わず書かずにいられなくなった小説で、殺されてしまった小林多喜二のような人もいる。戦前の特高に殺されたのだが、ああいうことの責任は誰が結局取るのだろう。昔のことだから、と言って、誰も責任など取らないのかもしれないが、本当なら、遺族に補償すべきだと感じるが。平和のために書いて、殺されて、誰も責任をとらない、、というのはおかしなことで、もしそうなら、今も結局同じものが支配している、、、と言うことになる。怖い世の中である。正しいことを言うと抹殺される、、本当のことを言うと場合によっては殺される、、、昔と何も変わっていない。結局、権力が一番人を殺してきたのが人間の歴史であり、今も同じである。民主主義という表面の顔をかぶっているだけ、病理は深くなっているが。ここらで、本気で人生の意味、生きることの意味について、誰もが考え、次の時代を作ってもらいたい時期にきていると思うが。そうなると、また混乱を起こし、権力を集中せざるを得ない方法によって、そうした人間の自然な意識の成長をストップさせるのだろうね。中心人物のインチキがばれそうになったとき、そこに大事件が持ち上がれば、そんなことよりも大事件に対処せねばならなくなるので、権力構造は維持される。維持されるどころか強化される。911以降のアメリカがそうだったように、あの頃は平和や話しあいを唱えると、愛国主義者ではないようなレッテルをはられた。今考えると、本当の愛国者は実は反対ではなかったか。イラクに核などなかったし、すべてはただ戦争を起こしたかった人がマスコミを使って自分らのやりたい方向へ持っていったにすぎないではないか。同じやり方が、今もまかり通っている。トヨタ問題も同様。あと20年たてば、この事件がどういうものだったかがわかるだろう。まあ、その時には後の祭りという形か。電子操作される自動車など、外部からのコントロールに対処できない面があり、悪意を避けられない面がある。トヨタを乗っ取る、追い出すためなら、その程度のことは当然起こりうる。遠隔操作でトヨタ車を暴れ馬にすることだってできただろう。用意周到に準備してやれば、どんな企業をも犯罪者に仕立て上げることができる。マスコミはこの時とぞばかり疑惑をかきたて、本当かどうかなんてどっちだってかまわない。悪い印象付けだけできればいいのだから。こうすれば多くの人はトヨタ車は怖い、、、という印象で売れなくなる。少なくともトヨタをたたくことは正当化される。だから何をしたってかまわない。というやり方。民主党でも同じ手だったように、印象を与えればいい。マスコミを使ってインチキ報道を行い、民衆のためではない、一部のための利益を守る。結局、民衆が馬鹿なうちはこれを続けられる。まあ、仕方ないね。そうやって、戦争に駆り出され、毒を食わされ、健康を奪われ、家庭を壊され、休む間もなく働かされ、それでいて貧しい、、、という、滅私奉公となっているわけだ。おかしいことをおかしいと言えなかった結果がそうなのだから、仕方ないといえば仕方ない。しかしわかる人もだんだんと増えているので、ここらでインチキ時代を終わらせなくてはみんなが損すると思うけど。金儲けのために、今度はどこで戦争を起こすか、、そのためには、その地域を仲たがいさせ、事件を起こし、民衆を完全に怒らせればもうしめたもの。というやり方。車も政党もみんな同じやりかたでしょ。だから、誰が正しいかは、簡単に見分けられます。何何が悪い、、、という考え、印象、そういうものを作ろうとしている人は、何かの利益を守ろうか、自分たちだけが得ようとしているということ。人と人、国と国を分裂させ、敵対させようとしているものが、本当の悪魔であることにそろそろみんなも気づかなくてはいけないと思う。もっと違う儲け方が実はあり、人と人、国と国をつなげたほうが本当は儲かるし、面白くて、幸福というやり方がある。その方が実は本当に儲かるのです。しかし、この世の支配者は、敵対利益の追求しかしてこなかったので、このことをわかってはいるものの、いまひとつ自信がなく、ピンとこないのかもしれない。ただ私が言いたいのは、この世を変えるのは、民意からというのが理想ではあるものの、民意はマスコミ操作に負けるので、あまり期待できない。やはり勝者である上の意識が変わるのが一番。私は上の上の意識はすでに変わっていると思うが、やはり彼らが敵対利得のやり方から、融和利益、連帯利益のやり方に早く変えてもらいたいと思う。上の上はやはり私たちよりも頭もよく意識も高いから、そのことはわかっている。少なくともあまり犠牲を出さないうちに融和利益、連帯利益、調和利益に梶取り変更を期待。悲しいことだが、上が変わるのが一番早いやり方。芸術家、天才たちは、上の意識を変えるためにどうか活動してほしい。また、一般民衆の意識は、いやでもアウトサイダーとなってしまい、中心的なところに入れなかった心のやさしい人が中心になって、いたるところで、金がなくてもこんなに楽しく生きられる、、こんなに面白く生きられる、、、という実践を示し、深いつながりと響きあう喜びを底辺において体現してほしい。上と下から変わるしか道はないと思う。中間層のそこそこ生きることが上手な人は自分から変化することは欲しない。上と下との協力が私は見てみたい。いずれそうなる。もう戦争など意味のないことは、上の上と、下の民衆は本当によくわかっているのだから。私は基本的には上を悪く言ってはいけないという立場である。というのは、上は本当に悪いことをしてきたが、それは大勢の自分大事な民意の表れだったのだから、上だけの責任ではない。また上の上から意識が変わらなければ下も変わらないので、上を殺してもなくしても同じ上ができるだけ。なので、同じ意識になっている上と下が結ばれるのが早い。現実を変える力は実際には上にしかないので、上がどう動くか、がやはりカギ。上とか下とか、何の話しだろうかといぶかる人も多いと思うが、どこにだって上下関係はあるっていう意味でとっていただけたらいい。だまして儲ける、、、殺して儲ける、、、縛って儲ける、、、それではもう儲からない時代になっている。だから今度は逆で行きましょう。日本の女性などは、世界の金持ちの憧れであって、金持ちの誰もが日本女性を妻にしたいと思っている。そこをつけば上の上の意識を変えることが、日本女性にはできるかもしれない。心の美しい、それでいて大和魂を自然に備えたみな様は、どうか世界の大金持ちの妻となって、人類を救ってください。政権交代よりこっちの方が本気で早いかもしれないな。