私物化の限界

 欧州議会が、WHO、ワクチン・製薬業界、学者との腐敗関係の徹底調査を決定した、というニュースがあるらしい。地球と人類の私物化の歴史が人類の歴史の大部分を占める悲劇に、これから逆転現象が起きてくるのだろう。ただ、今年の正月は満月から始まり、しかも月食を伴うものだった。昨年までは歴史の断片が一部の範囲にとどまっていたが、今年は月食のスタートとなると、否応なしに民衆レベルでの受け止め方がはっきりしてくる。簡単に言うと、極端とも思える生活実感の変化が起こる。買い物などに行っても確かに、凄いデフレだと感じる。お金の信用が段々と失われているにも関わらず、物の値段は急激に下がっている。マネーゲームでの破たんとその修復のために巨額のマネーは動くがそれ以外のところには回らない。世界的に庶民はどこも大変に厳しくなっている。この傾向がいよいよはっきりしてきて、最初は貧しく弱い立場の人々からはじまっていくが、今年からは一般の人にもそれが伝播する絵。月食は庶民の弱点をつかれる形で現れるので、やっぱり厳しくなると思う。本当に地球と人類の私物化はやめてもらいたいもの。戦争と平和のピエールが囚われているとき、トイレに行こうとして兵隊に止められる、そしてなぜ僕をとめることができるのだ、僕の意思を止めることなどできはしまい、、、というようなセリフを言うが、私たちは経済奴隷にされる寸前のところで、かえって自分自身の自由を実感できる年にできたら面白いと思う。おそらく年の後半には急速にそういうムードになっていくと思います。木星と海王星の合、木星と天王星の合が、効いてくるはずで、悪いことがないとよいことも起きない、、、ということを証明するような時代になってほしいと思う。きっとそうなるでしょう。最後はやっぱり大多数の人間力です。