早くも暮れ

今年も重大ニュースが多かったが、重大ニュースという一過性のものとは性格が異なる出来事が起こりだしたのが特徴。政権交代も事件とは言えず、時代が動きだした結果だ。ドルが安くなっているのも同様。金融のインチキ性が暴露されてきたのも時代の変化抜きでは語れない。中国など、デリバティブの損失を支払わない、、、という掟破りを堂々と言いだす始末。信用を失った金融が続けられるわけもなく、興味はどういう後始末になっていくかが、来年の見どころ。
 デジタル化された金融情報をパーにしてしまうか、、 戦争などのゴタゴタで誤魔化すか
 北朝鮮が行った突然のデノミ、新通貨交換条件をデタ ラメなものにするか、
 庶民に何も言わせない超強力警察国家にするか
 農業からのシンプルな出直しか
大体、そんなところなのだろうが、まあ、予想したようにはいかないのが通常だから、おそらくいろいろな展開があるとは思う。ただ言えることは、これまでの体制もやり方も続けられなくなるということ。来年にはそのことがかなり誰の目にもはっきりしてくることになる。だから何にもしがみつく必要などない。結構自由である。たとえ借金がある人でも、とりあえずの徳政令的なものも出るしかなくなるだろうから、何も心配することはない。金がなく、借金で困って、自殺を考える人がいたら、今死んだらもったいない。そんなことはたいした問題ではもうすぐなくなってくる。もっとすごい悪が、デリバティブや銀行や金融の世界で行われたいたことがいずれわかってくるので、国民の借金など大した問題にはならない。もう少しの辛抱。借金のない人はすぐにも自由になれるので、生き方を考え、自分に無理のない、気楽な生き方を追求するのがいいと思う。むかし、どこかの神様が3000年と50年、合計、3050年目に解放された、、、という話しを聞いたことがあったが、まさに現代も同じことが起き出す。金からの解放、善悪感からの解放、喜びを伴わない義務意識からの解放、あらゆる苦痛からの解放、、、という意味では本当に自由になっていく。ただし、誰もこれをやれとはすすめてくれないので、自分を解放するのは自分しかない、、、という面は強固にあります。隣にいる人は天国に住み、その隣の人はまだ地獄をうごめいている、、、そういう時代になっていく。金や地位などで人間が楽になれるような甘っちょろいこれからではないので、とにかく自由になった方がいい。本質と異なる重荷を背負っていると、だんだんと苦しくなってくる。これまでは、金を得るためなら、多少の苦労もいとわない、、、というのが普通の生き方だったが、これからはそうではなく、自分の本質と異なる生き方をしていると、どんなに地位があってもダメ、金があってもダメ、、、となる。影の部分が消えていくので、直の自分との対面しかなく、事実に沿った生き方からしか喜びを生まない。金儲けが悪いと言っているのではなく、それで本気で喜びが感じられる場合もあり、それはそれでかまわないし、そうするのがいいと思う。しかし多くの人間は不安や将来の不安から金を欲しがる人が多く、金儲けが本当に好きという人は意外に少ない。私は30代から40代の前半ころまでは、本当に好きだったのでわかるのだが、なんだ、意外にお金儲けが好きな人って少ないと感じることが多かった。人によって喜びは違うのだ。本に囲まれているだけで幸福を感じる人もいるし、散歩が人生そのものであるという人もいる。なんだっていい。その人の本質に合っていればいい。それを中心にして人生を組み立てなおすには、これからは本当に素晴らしい環境が整う。私はこういうことを理想から言っているのではない。そうしないと人生の手ごたえも、また、その人が求めるものも得られなくなると思うので、語っている。地球も窮屈を脱ぎ出す気配があるし、天変地異も起こるかもしれないが、それもいいことなのだと思う。地球の気持ちを感じていれば、どうすれば天変地異から守られるかももしかしたらわかるというのが、実は人間なのかもしれない。地球も生き物だろうから、そこで暮らす人間や動物は地球の子供のようなものだ。地球も窮屈から抜け出す際には、語りかければ教えてもらえるかもしれない。地球さん、あなたの愛する子供を助けてね、、、という素直な気持ちだろうか。よくわからないが、その時になれば、きっと自然にそういう状況に即した気持ちが湧いてくるのだと思う。それが答えとしか言いようがない。要するにお任せである。赤ちゃんはもっと右の道を進めとも左に行けとも言わない。お母さんを全面的に信頼しているからである。地球も同じ。必ず助けてもらえる。死ぬることがあったとしても、それもきっとわけあってのことなのだろうから、あきらめるしかない。自由とはそういうことだ。
 とにかく暮れである。今年は仕事に対する情熱がなぜか消えた年だった。珍しい。しかしわずかであるとはいえ一応黒字だった。不思議と言えば不思議。しかし競馬はダメだった。最後の頼みの有馬記念も夢と消えたが、東京大章典レースにサクセスブロッケンが出ることを知り、これから相手をヴァーミリアン一本にしぼった三連単を見事にゲットした。今年は二月のサクセスブロッケンと暮れのサクセスブロッケンに終えたが、両レースともゲットしたわけで、最初と最後だけは良かった。音の可能性と母音、倍音、高周波については自分なりに考えた年だった。その集大成ともなるDVDプラスVDが来年発売される。また、共振現象、音叉の研究など、これらが人間の精神や体に与える影響の尋常でないことを知った年でもある。これはさらに来年も学んでいく。目で見るものには錯覚が多いが、音は意外と正直にリアル。音はノイズ文化によってその本体を隠されてしまっている印象があるが、機械音でない音がいずれ再発見されてくると思う。端末の音文化も音の周波数にはあまり関心がないようで音質の追及は今のところ少ないが、きっとこれも変わってくる。母音、倍音発声、高周波、そしてそこに深く関連する日本語の特殊性。これが次の時代を開く本当のポイントであると、勝手に思っている。そのことを来年もやっていく。
 多くの方々に愛された私がつくったアイローズシリーズは、私の勝手により今月で中止した。一人で作るのにはもう限界を迎えたため。また、特別な星の配置を見て、これは、、、と思う場合には記念作品を作るつもり。その際はどうかよろしくお願いいたします。というわけで、4年間続けてきた星のローズ水プレミアムの制作を止めた年ともなった。
 あと、暮れに夢の本が出版された。ボキャブラリーが非常に豊富な夢解きの本です。またこれについてはご案内いたします。只今、本屋さんで発売されたころだと思う。
 あと、ヤフーさんのトップページで、私の顔がよく登場するらしく、そのことをよくいわれる。これは毎年の恒例のもので、年末の占いの特集です。鏡さんたちとの共同の年末特集ではないでしょうか。
 仕事関係で言えば、来年はFM大阪でも私の番組がウイークデイに毎日流れるようです。短い時間ですが、毎日10時55分から登場しますので、よろしくお願いします。月ー金ベルトです。2月からスタート予定。あと、アイローズの作品づくりがなくなるので、その分をメッセージにあてることができるかもしれません。マドモアゼル愛レポートを充実させる計画を考えています。心の分野から経済の分野に至る幅広いレポートになると思います。これを1000円から2000円のレポートとして販売する企画です。あと物語りには無意識的な背景が大きい面を利用し、心に効いたり、恋愛に効くような、読むだけで幸福になる物語り、、、を書きたいと思っています。松村氏や森村先生などと連携した形でできないか、ミスティ編集部にお願いしてみようかしら。
 あと、音の分析が正しくできる協力者がいるので、人間の声が持つ可能性について、系統だってまとめたいとも思っています。私の声は、和歌を歌う場合、第六次倍音までが確認されています。これは非常に珍しいもので、癒しの声であることが、数値的に実証された点がありがたいと思っていますが、どういう声がどういう影響を人に与えるのか、、、だんだんとわかってくるはず。音楽にもこうしたジャンルができてよいと思っています。
 しばらく休んでいた妖精茶会ですが、また、新たな形で来年は何回か実行すると思います。何らかのテーマを決めて集い、食事をするスタイルになるでしょう。大阪FMの仕事が決まりましたので、関西方面での開催も可能になると思います。
 まあ、いろいろと書きましたが、のんびりやっていくつもりでおります。来年もどうぞよろしくお願いいたします。では、よい年をお迎えください。
                      愛