九州の旅
大型連休ですが、私が回っている九州ではそんなに混んでいる印象はありません。初日は長崎周辺、翌日は八女市に行きました。
色々な方にお世話になりっぱなしの旅ですが、とても楽しかったです。ありがとうございました。
初日は有名な長崎のアンデルセンという四次元パーラーに行き、マジックショーを最前列で見ました。このパーラーは知る人ぞ知る有名なお店で、手品であるように見えるものの、実は手品でなく、次元を飛び越えたショーになっています。千円札に自分の名前を書き込みマスターに渡すと、千円札が突然消えてしまいます。よくある手品ですが、その千円札が割った卵の中から出てきます。生卵なので、千円札は濡れてしまうのですが、開いてみると中は乾いているので、直前に卵の中に入ったことがわかります。
手品なのかもしれませんが、不思議です。あと、ルービックキューブを数秒で元に戻したり、来訪者の名前を知らないはずなのに、答えていきます。生い立ちや考えている内容まで言うことがあるので、皆恐れ入っていました。
一番最初に私が本名を言われましたが、その通りでした。他に何か言われるかと期待しましたが、私の場合はそれくらいでした。マスターは東京の高輪にいた、、、というので、私の学校も高輪でしたので、ショーが終えてから尋ねると、同期でした。学部は違いますが、学年同期でびっくりしました。というのは、私と同じ年齢にはどうみても見えないからです。15歳はお若く見えます。
ああしたマジックショーが可能なのは、隠れた仕掛けがあるか、もしくは、超能力的なものか、次元が異なる秘密をあの場所だと体現できるかの理由があるのでしょう。昔から驚き慣れているので、冷静に見ていましたが、不思議なことはあるものです。
すでに来る人が誰かわかっていて、その席には誰それが座る、、、とわかっていると言います。これは、私の数人の知り合いの超能力者も数か月も前から、この椅子に誰が座るか、わかっていた例を知っていたので、驚きませんでしたがそうしたことは本当にあるのだと思います。
私はどなたかが日ごろ座っている椅子に座ると、その人がどういう気持ちで日ごろ暮らしているかは、実はわかります。外れたことはないと思っていますが、尋ねるわけにもいきませんので、そのまま黙っていますが、これはわかるものです。みなさんも、日ごろどなたかが座っている椅子に座ってみるとわかると思います。
その後は、長崎から福岡方面の八女に向かいました。距離は多少離れていますが、電車から見る、これまで見たことのない景色に見とれてあっという間に着きました。八女は初めての場所で、恩人のふるさとでもあります。私のファンの方が迎えにいらしてくださり、お宅にお邪魔して八女の山間の景色に向かい、恩人が作られた短歌を披講して八女の空にご挨拶をいたしました。
その後は踊りあり、三味線ありの山間の宴会で盛り上がりました。飼っている猫ちゃんが膝に乗ってきて甘えてくれるのが何よりのご挨拶でした。本来の畳四畳半での三味線と端唄、しかも本物の聞き方という、何と膝枕でそれを聴くというこの世の王様にしかできなかった体験をさせていただいた次第です。あり得ない体験でした。花柳の最高の座敷のおいては、四畳半での三味と端唄と膝枕、、、、まあ、私どもにとっては生涯に一度しかできない体験でした。なを、旦那様にお許しをいただいて上でのことですので、どうかご安心ください。
頭頂部から響く三味の音、左耳に聞こえる歌と息遣い、膝枕の右の耳からは暖かでしかもシャンとしたものが伝わってくる、こちらの方が本当の魔術ショーにも感じた次第。有難い体験でした。
翌日は宗像大社にお参りしてから帰路に着く、思い出深い旅となりました。皆さま、ありがとうございました。
長崎にある古い古墳の前で。北斗七星の形で畑の中に鎮座しています。池川先生も同行されています。
八女の山々、山間の田畑へ、歌声が響き渡りました。星野村「美しき青い星」にて