本当に負けてるの?

日々苦戦を強いられているロシア軍はもう三分の一の兵力を失ったらしい、、、、もうすぐプーチンがガンで死ぬらしい、、、

ウクライナ軍がロシア国境に達してロシアを攻める段階に来たらしい、、、、との報道が流れています。本当でしょうか。

またフィンランドとスウェーデンの二国がNATO入りを決めたと報道されています。こちらは本当のようですが、果たしてうまく運ぶでしょうか。トルコが難色を示しています。当初、トルコが反対し、その後、トルコは反対を撤回したと言われていたのですが、ここに来てやっぱり反対と言い出しています。

トルコの反対の撤回は、報道の先走りだったのではないでしょうか。二国がNATO加盟を願っていることは確かかもしれませんが、今後、紆余曲折があるように思います。

ロシアにしてみれば、こうした不利な状況がこだまする中で、何でルーブルが値を戻しているのでしょうか。侵攻前よりも高くなっています。不思議過ぎる話しです。

ロシアは財政的にもう戦争を維持できないとも言われますが、それは確かにそうかもしれません。しかし、財政状況はかえって良くなっているとの情報もあります。資源の高騰がロシアに有利に働いているからです。

新たな二国のNATO加盟にしても、今後トルコとの間でもめ、なんだかんだしているうちに、燃料切れの焦りによるヨーロッパ全体でのユーロ不信感が出てくる。それぞれの国は生き延びるためにも、独自の選択をしなければ、選挙にも勝てなくなる、、、NATO脱退が生き残りの方法になってくる国も現れる、、、というようなことになることはないのでしょうか。

賽は投げられた以上、たとえプーチン氏がいなくなっても、もうロシアの方向を変えることはできないと思われ、その前にヨーロッパの衰退がはじまる中での大混乱が生じてくると考えた方がずっと自然な気がします。これからヨーロッパは数百万人の難民を抱えてどうやって次の冬を乗り越えるのでしょう。難儀が控えています。世界的なインフレと食料問題が発生し、さらにロシアウクライナに関した情報開示が進むことによる、ヨーロッパ住民のユーロ全体への不信感が出てくることになりはしないでしょうか。

NATOって、本当に強力なのかどうかもよくわからない面があります。アメリカが参戦をためらった上でのNATOの力には限界はないでしょうか。報道はほとんど嘘なのではないでしょうか。