連邦破産法適用らしい
草薙君の事件と言い、奇妙な出来事が多い。お疲れ、草薙君、、、程度の出来事でおかしくないのに、マスコミと周囲がさも大問題かのように扱うあたりに臭いがする。鳩山氏の怒りようも尋常ではないし、また天下のジャニーズがこうした事件をもみ消せなかったあたりと言い、おかしい展開。大体、酔っ払いの保護で強制わいせつが成立するわけないと思うけど。家宅捜査に至っては、この事件には裏があります、と言っているのも同じではないか。草薙君自身、覚えてないというのだから、合法薬物を飲まされたのでは、の疑いが濃厚。これで地デジの予定が変更されるとか、廃止になるなどの流れもあるかも。このニュースの御蔭で、農林中金の巨額の赤字やみずほの巨額の赤字決算、さらに野村証券の決算のことは小さな扱いに。農林中金が危ない、、、という印象が流れると、農民票がなくなること確定となるので、何としても知らせたくない、という流れもあったのでは。さらに海賊法の成立など、海賊という言葉にだまされがちだが、拡大解釈できる法律らしいので、そうしたことも知らせたくなかったのでしょうから、この事件はお茶の間くぎ付け作戦としてもうまくいったと思う。まあ、何でもやりますね、、、ということ。巨額の貿易赤字が出始めた日本にとって、内需拡大が急がれる。そのためには民衆を豊かにさせること、将来の不安をなくすことが大切なのに、政府はそうは考えない。外国製品が怖い、、、という印象付けを与えることで仕方ない内需、、、という路線を敷こうとしていることがうかがえる。そのためには、中国製品の怖さ、、外国の怖さ、、を印象づける。一番怖いのは本当はアメリカだが、アメリカ以外の国の怖さを印象づける作戦に出ていくと思う。その流れで、海外籍の芸能人いじめという構図も出来上がりやすいのかもしれない。こうしたあらゆる利益が連合した形での奇妙な事件がこれからも起きてくると思う。しかし草薙君を、草なぎと、平仮名で統一するあたりも、考えすぎかもしれないが、においを感じてしまう。通常、名前はそのままで変えないで伝えるものだろう。印象工作していることは確実だと私などは思ってしまう。永遠の天下を確定したと思った平家20年、ナチス20年、戦前の軍事20年、ポルポト10年、、、、。不自然さが目立ってきたものは長くは続かない。
ところで注視していたGMの破産の手続きを指示したという話しだが、本当だとしたらそのインパクトは大きい。市場はすでに織り込み済みだというだろうが、これは織り込めない大きな問題なのだ。だから市場はまだ実際には、このことを織り込んでなどいない、というのが私の考え。本当に織り込んでいたら資本主義はすでに終えている。レバレッジが効いているCDSの支払いにアメリカ政府も耐えられないが、だからと言ってどうするつもりなのか。これは政府の対応がセットとなってしか扱えない問題であるので、市場に織り込めないのだ。のんきなことに日本の本日の株式市場はこのことに一切反応せず。連休明けが怖い気がする。日本市場だけ取り残されている、、、そんな絵もありだろう。これで株式の反騰もおしまい。連休明けあたりから第二波の下げが始まると思う。恐慌第二波の始まりは、マスコミの統制、金融の統制、自由の統制を伴うだろう。自由な空気が急速に日本からも消えていくだろう。すでに草薙君逮捕の事件でもそれは感じられる。今後マスコミの言うことはさらに大本営発表的なものになっていくので、自分の目で、頭で、においで判断して言ったほうが当たっている。まさか、、、という感覚、を持っていた方がいい。まさか、の時代に入っていくからだ。われわれ民衆の直感は鋭く、みな自己防衛に入っているのが、スーパーなどに行ってもよくわかる。なんだか殺気だっているし、余裕がない表情のヒトが多い。レジにならんでちょっとでももたもたするようだと、後ろでちぇっ、、、というような音がする。決まっておばさんである。若い人ではない。60過ぎくらいのおばさんがおかしくなっている。自己保身が最大に高まり、ちょっとのことで自分が妨害されている、と被害者意識が出てくるのかもしれない。かかわるといかにもつまらないことになりそうなので、放っておくに限る。こうしたいざこざが結構起こっているのではないか。若い人の方が本当は大変なのに、彼らの方がたしなみがある。日本の若者には本当に貴族的な一面がある。今、苦しいのはわかるが、決して動物に自分を落としめない、だからかろうじて日本は持っているのかもしれない。今の日本をかろうじて支えているのは、官僚でも政治家でも企業家でももちろんなく、苦しんでいる、耐えている若者である。
話しがそれたが、破産法の適用は織り込めない大きな問題だったので、それが実行されるとなると、各国政府も究極の選択をせざるを得ない。それが預金封鎖か戦争かインフレか何かはわからないが、やはりインフレにシフトしていく以外にないのではないかと思う。来年以降、日本には税収がなくなるのだ。日本もドラスティっクなことをやる以外に道はないだろう。いま、日本は急速に右傾化というか統制国家体制になりつつあるが、まだ小泉元首相が威張っていられるところを見ると、一時的にアメリカのクリントン代表勢力と一体となった右傾化が進んでいることがわかる。しかし私はその流れ自体が本当はもう本流の流れから外れており、さらに大きな流れは別のところにあると思っている。だから、これはうまくいかなくなると思う。かつてのように極東が絡む戦争が起きて、日本が軍事化していく路線とはなりにくいのではないか。日本は古い路線の最後の札に使われているだけだと思う。オバマは産軍共同体の背景にいるとと見せて、本当は違った主に使えているのではないか。そこらへんはあと半年もしたら見えてくるだろう。なんであれしばらくは日本も世界も右傾化がすすむかもしれないが、それは大きな流れとは違うので、世界大戦の方向へは行かないだろう。アジアを中心とする多国籍化した未来と産軍共同の政治体制とが最後の争いを行っている。現在のところ日本は産軍共同の古いカードの方に自ら尻尾を振って乗っている。しかしこれは流れから負け組となる。おろかなことである。自然復活、食糧自給確率、芸術文化の発展、未来を明るくする本物の科学技術の確率、日本列島で暮らす者の助け合いマインドの醸成、これらのことを鎖国してでもみんなでやるチャンスなのに。