ハッピーバースデイ
と、自分で言ってもむなしいが、本日は私の誕生日。母が残してくれた母子手帳があったので、生まれた時刻も正確にわかる。渡り鳥は夜空の星座の様子を頭に入れているらしいが、私も自分のホロスコープを星の配置の形で体得している。部分的な解釈より、ホロスコープ上に並ぶ星の形が何かを伝えてくれる。昔、ルルラブア先生が、ホロスコープを作っていると解釈するというのではなくて、その人のことがわかってくる、、、と言っていた。昔は手書きのホロスコープだったのでとくにそうだったのだろう。南半球の空を見た時、これは、初めて見る星だ、、、と思った。星の配列を私たちはどこかで覚えているのだと思う。もしかしたらそれは遺伝子の中にしまわれている記憶なのかもしれない。人は数百万年も前から同じ星空を見ているのだから、そうでないと考える方が不自然かも。星と星の配列は三角や四角や長方形、六角形などを形作り、それは幾何学の模様につながる巨大な情報を有しているかもしれない。星空を見つめることは、飽きることのない瞑想であり、思索である。
その星が夜空に見えない時代はやはり異常であったと思う。金融崩壊の先にある夜空はきっと美しく星星を再生させてくれるかもしれない。新月まじかの冬の星座は今夜はとてもきれいに輝いている。