旧正月
今年のみずがめ座新月は一般的な意味で非常にラッキーな星の配置。まず、新月にけっこうタイトに幸運の木星が合。太陽、月、木星が合ということだ。この配置はあらゆる幸運、保護、発展、対人関係の好転と関係する。とくにみずがめ座だから人間関係にとっては特筆できる有利な新月となったが、そこにさらにドラゴンヘッドが付いている。こちらもタイトに新月と合を形成。ここまでをまとめると、太陽、月、木星、そしてドラゴンヘッドが合となるわけだ。あと海王星もやや離れているもののみずがめ座におり、マジョリティの合はオーブが許されるので、占星術的には太陽、月、木星、ドラゴン、海王星の合となる。なんだ、金星をのぞくすべてのベネフィックの登場ではないか。まさにお正月。今年のお正月、旧正月だが、きっと盛り上がっていると思う。アナロジーとしては、こうした暦の味方で正月を迎える国がこれから有利に発展していく。旧で正月を迎える国や地域が有利で、太陽暦の新暦で新年を刻むアメリカやヨーロッパ、日本も含むが、それらよりも、中国やアジアが有利というアナロジー。アナロジーとは言え、不思議と現実もそうなるものなのだ。中国など、株がかなり下がって景気も悪く、これからどうなるのか、、、と心配だが、意外に意外、アメリカ、ヨーロッパ、日本よりも有利な年となるのかもしれない。中国ははっきり未来を見据えた気がする。アメリカはこれまでと、覇権を意識し出すのだろうか。しかし、今夏の正月の星の配置は、権威化された共産中国が発展するというよりも、人間の覚醒と前向きな行動による発展。中国では新たな動きがあると思う。それは民間が買ってに考えだす素晴らしい互助制度と関係するはずだ。物々交換、サービスとサービスの交換、物とサービスの交換など、通貨を交えない国民的な互助制度があっという間に広がる可能性があると私は思っている。そうなると新たなアジアの経済、特殊なようで非常に合理的なアジア経済が胎動し出すだろう。本当は日本でもそうなってほしいののだが、まだ意識がそこまで行ってない。消費税が15パーセントぐらいになれば、物々交換がよくなるにきまっている。結局、今回の金融の崩壊も、あらゆる価値を一度、通貨に置き換えるから起きたこととも言える。通貨は交換手段の王様になりすぎた。というよりも、交換自体の目的は失せ、通貨そのものを追い求める動きが本来の経済を押しやった側面が大きい。もう一度、経済はアジアで修復されていく。その基本が互助制度的な側面を持つ、交換市場の発生となるのだと思う。中国は互助制度が国の基礎をなしている。毛沢東は畑を与え、個人の農家が生きていける道をこしらえた。結局、大きな政権はなんらかの互助システムを考案した裏付けがないと維持できない。宗教団体なども、純粋な宗教的目的だけではどうしても大きくなれない。信者同士が買い物で使う、信者同士の互助システムが自然に働いている、、、という背景がどうしても発展には必要なのだ。今回の経済危機の克服も、もう、戦争や嘘偽りによる無理な回復ではなく、あらたな、国民的な互助制度を幾重にも張り巡らせることにより、本来ならすぐにも克服できる。しかし残念なことに、政治家がどこかの何らかのシステムの利益の代弁者であることから、こうした発想がでてこない。今回のみずがめ座新月は助けあい、新たな人間関係の幸福、これまでの人間関係の良好な展開、、、というエッセンスにこれでもか、、というほど包まれている。今回私が作ったみずがめ座新月のプレミアムも人間関係好転のきっかけになってくれると思っている。