トヨタ下期1000億の赤字
トヨタの赤字予想を誰が予想できただろう。時代の動きはあまりに早い。野村ホールディングスを巻き込む4兆円規模のアメリカ取引所関係の詐欺事件なども、これまでなら出ることがなかっただろう。コメックスという取引所の方でも、はたして現物があるのかという疑惑が言われ、経済の柱となる要所要所でこれまでにはあり得ないことが起こりつつある。エクアドルも債務不履行に陥る。またギリシャの暴動はこれは革命と同じことであり、さらに凄いことがカナダでも起こる可能性がある。アメリカ、カナダの関係に今後は注意がいるかもしれない。近代国家の欺瞞とインチキがはっきり見えてくる。こうした歴史を実際に見られるだけでも凄いことだ。おれはディープインパクトを実際に見たんだよ、、、と、数十年後に言いたい、、、という競馬ファンの話しに驚いたが、それどころかわれわれは歴史の証人になれるかもしれない。今回の崩壊はやはり行きつくところまで行くはずで、最終的には通貨制度のルール変更となって表れざるを得ない。これまでの通貨制度は終焉し、やはりいずれは金本位制度に近いものになる以外にないと思う。洗脳された経済学者は頭からそうしたことを信じないが、それもいまでは日本だけだ。世界の経済学の優秀な人はそんなことはもうとっくにわかっている。日本には大事な情報は入ってこない。いつものことである。通貨を保障する国家が爆発した債務を負うことができないレベルに達しており、徳政令かインフレによりチャラにする以外に道はなくなる。そうなればもう国家発行の通貨を信用する人はいなくなる。そして再び通貨制度は元に戻ることになる。金やコモディティとリンクさせた信用構築である。これがわからない経済学者には、では何をもって通貨発行の原資とするのか尋ねたい。通貨の信用は何をもってするのか。アメリカでダメなものがどこでできるのか。簡単なことである。一度裏切ったものに通貨は再びは任せられない。ここ数年は用心するにこしたことはない。大きくルールが変わるだろう。それさえなければ日本の勝ちなのだが、外国はルール変更で日本を出し抜こうとしてくるので、上のヒトは注意してもらいたい。上のヒトが海外とつるんでいてはどうにもならないが、中には良心の人もいると思うので、どうにかこの国を守ってほしい。
関係ないが本日は忠臣蔵。若いころは毎年泉岳寺に行ったものだ。お線香がすごくて風邪ひきの原因になるが、帰りに飲む甘酒が楽しみだった。もう今年も残すところわずかになったが、残り二週間でも世界情勢は気を抜けない。一日ですべての根底が覆るような出来事が多いのだから、まだひと波乱あるのだろうか。個人的には春まではそれなりに安定すると思うのだが。問題はそれ以降である。