ルール変更

水泳のバサラスタートだったと思うが、確か日本選手のお得意技だったが、これは制限された。スポーツ界ではこうしたルール変更が日本には不利に働くことが多かった気がする。以前も言ったが20世紀は日本対白人の国の戦いの100年、、、というのが私の歴史観。なぜ日本がスポーツなどでもいつも叩かれるのか、その理由もそこにあると勝手に思っている。世界のルール変更はことごとく日本に不利な形で働いてきた。日本など大した力はないと思う人が多いかもしれないが、この百年は日本と世界の争いだったのだ。日本にはあまりそうした意識はないと思うが。世界は日本を嫌っているように見えるが、実は恐れている。それだけ本質的なものがそこにあるからだろう。放っておいては危険な国なのだと思う。小さな国が大国ロシアに勝ったのが日ロ戦争。有色人種が白人に勝ったはじめての戦いだった。そして世界を相手に今度は大敗。もう死んだと思われたのに、今度はスーツに着替えて世界を席巻。そしてバブルでやられて後退。と思った矢先に、今度は世界が崩壊。日本も痛手を負うものの、財と借金のバランスシートがかろうじてプラスの唯一の先進国となり、その金目当てで世界は日本にすがろうと、むしり取ろうとしているのが、現状。まさに七転び八起き、日本と世界の争いはまだ続いている。そんなにすごい国だったのか、この日本は、、、とにわかに信じられないのは私も同じだが、実際そうなのだから仕方ない。しかし世界はまたいろいろなことを考えてくるにきまっている。ルールの変更がそのカギを握る。おそらくルールを変えられた日本はまたいつかやられるのだと思う。政治家は自身の保身のためにアメリカ追随でまた国民を裏切るのだろうが、どうせルールを変えられてやられるだろう。本当に情けない話だが、もったいない話しでもある。実は今ほどチャンスはないのだから。日本が正しい国際ビジョンを示し、そのアイデアを実行し、日本がルールを少しでも提案できたら、日本はもちろん、世界の人々の幸福に大きく前進できる最高の機会があると思う。こんなチャンスは二度とないかもしれない。なのに麻生さんでは、、、と私も最初は思ったし、今でも思ってはいるけど、これも何か天の計らいかも、、、という淡い希望で考えると、ああいいうおかしな人だから、保身というよりも格好よく思われたいと思って、何か、意外な展開に一役買うようなこともあるのでは、、、、と変な期待をしてみようかとも思っている。保身がうまければ今のようにはなってないはずで、意外な面もあるのかもしれない。しかしそれにしても神頼みすぎると思うが、まあ、何かいずれ日本からよいものがきっと出てくると思うようにしよう。水の技術、鳥インフルエンザの特効薬、環境の再構築、、、こうした人間が生きていくのに必要不可欠なものの多くが今後日本から出てくると思う。政治はダメでも世界は日本をきっと必要にしていくだろう。せめて政治がそれを邪魔しないことだ。鳥インフルエンザにしても、富山化学の特効薬が効くことはもう明白なはずだ。今は富士フィルムに吸収された会社だが、タミフルなど問題にならない特効薬だ。しかし、こうした開発もきっとなんだかんだ言って遅らされるのだと思う。いやな予感がする。本当に人類のためになるものをなぜか出させない力が世界には働いており、とくに日本に関してそれは強く働いている気がする。この特効薬もそうなる可能性が高いが、本当に人人感染がはじまったらそんなことも言っていられないだろうから、事実がわかってくる。そうやって、日本のリーダーシップが自然に発揮されていくのだろう。世界が絶対絶命になれば、良いものを使う以外にないのだから、自然と本来のリーダーのところに人は舞い戻ることになる。金融も世界はきっとルールを大幅に変更して対処を考えるだろう。その時、決まって一番損するのは日本になると思う。数年以内にそれはきっと起こると思う。突然のルール変更には気をつけたほうがいい。とはいえ、結局は誠意とまじめな努力に裏付けされた円が世界の安心の砦になっていくと思う。自分の都合でルール変更する権威を世界もいずれ信じられなくなるに違いない。経済も金融も結局は信用の力に勝るものはないのだから。その意味でずるい人の時代は白人だろうが日本人だろうがもう終わりは見えている。麻生氏の良い意味でのお坊ちゃまのプライドが、困っている日本人と世界に味方するように働いてくれるといいのだが。きっと無理だろうけど、意外性はあるのではないかと、このごろ思う場合がある。いや、やっぱり無理だろうな。