リーマン、メリルリンチ没落
アメリカの金融恐慌が止まらなくなっている。この流れはどこまでいくのか、、、もう山は越えつつあると、無責任にいう専門家もいるが、はたしてそうだろうか。私は絶対につぶれないと思われているゴールドマンサックスでさえ危ないと思っている。一時、ゴールドマンの一人勝ちと言われていたが、本当にそうだろうか。サブプライムだろうがプライムだろうが、もう垣根のない危険水域に入っているのではないか。となるとゴールドマンですら思わぬ展開に陥ることになるかもしれない。そうなるとこれはサプライズだから、今回の危機はそこらへんまでいくことになると思う。アメリカがダメならヨーロッパも当然ダメ。中国やインドもバブルが大きかったのでしばらくダメ。日本が一番これまで売られてきたが、アメリカやヨーロッパの暴力団のような金融派生商品についていけなかったことがここに来て幸いしている。この金融大恐慌からいち早く立ち直るのは、間違いなく日本である。世界中の金持ちは最後の砦として日本買いに走ることになる。ただしまだそれは半年ほどしてからだろう。80年代に日経平均が25000円のときに確かニューヨークは2500ドルだったことを覚えている。その後アメリカは6倍も高くなり、反対に日経は3分の1になった。その乖離たるや18倍である。まだアメリカは11000ドル台、日本は11000円だ。まだ乖離は10倍。これが逆転することになるだろう。ニューヨークは果てしなく下がり、日本株は上がる。ただし、まだもう少し先のことだ。日本株だってこれから世界の株価につられて下がるのは当然。アメリカ、世界金融連合は、いちかばちかの戦争を起こす可能性もあり、まあ、これからは先が読めない時代に入っていく。ネットなどで誰もがアメリカのインチキを知るにつけ、アメリカはもう戦争を起こせなくなっている。そのことでアメリカはもう立ち行かなくなっているというのが本当の姿である。これまでの金儲けというのは、人に働いてもらい、その金でいろいろなものを買わせ、飽和状態になったら戦争を起こして破壊し、また再建してダブルで儲けるという繰り返し。人間の命など金儲けのためにはどうしたってかまわない、、、という人たちが動かしてきた、、、それが世界の歴史の真実の姿だ。要するに性格異常者が動かしてきた面が大きいのだ。高速道路を作りました。そこに店を出せば儲かる、、、となるとどうしても声の大きなずるがしこい人の独壇場になるにきまっている。そうしたずるさを拡大していけば、戦争を起こせばいい、人を奴隷状態にすればいい、子供を使役につかえばいい、女を売り飛ばせばいい、、そうやって時代を動かしてきたという本当に恥ずかしくおろかなことが仮面をかぶってまかり通っていたのが人間の歴史である。こうしたことがだんだんとわかってきてしまった。巨悪のやりくちがわかってくると、もうそれはつかいにくくなってくる。だから戦争も地震も起こせなくなる。それでも追い詰められてしまうと何をするかはわからない。今の世界は本当に実は危ないところに来ている。経済異変で今のところ済んでいるが、突然戦争が起こる可能性は高まっている。最後のあがきで戦争を起こす、、という流れはまだあるのだ。イランへの攻撃、イスラエルの危機など。極東だってどうなるか不透明。日本も次の選挙でどうなるかわからない。候補者をたくさん立ててお祭り騒ぎをし、関心を集めて熱が醒めないうちに解散総選挙が自民党の考えらしいが、あまりにお粗末で程度が低すぎる。子供を太鼓と飴で踊らせようとしているたくらみは、多少でも良識がある大人には通用しない。絶対に自民だけには入れない、、、という人をかえって増やすのではないか。結局、アメリカ大親分にべったり姿勢でしかいられない自民党は、金融崩壊に進んでいるアメリカと世界の前にその存在価値を全くうしないつつあり、たとえ10月26日の選挙、おそらくその日らしいが、それで勝ったと思ってももうそれ以上はなくすぐに崩落する運命にある。私は26日の選挙でもすでに大敗すると思っているが。とにかく自民党は終えるでしょう。アメリカとともに滅びる運命は確定しているのだから、やっと民間の時代が始まる可能性が出てきた。とにかく元気で明るく、健康でいてください。上司にも二通りいるはずだから、出世主義の上司や、思いやりのない冷酷な上司のいうことなどはうまく受け流し、決して自分を犠牲になどしないこと。そういうやり方が、世界的に通用しなくなっていくので、今は強く見えても間違いなしにタイタニックです。そんな上司や会社に対しては悩む必要もないし、恐れる必要もなし。ただ即刻くびにされると困るので、あからさまな反抗はやめておくだけでいいと思う。面白いようにこれからすべてが変わります。結局、人から奪う図々しい人では、無から有を生むような価値あるものが作れず、これからは残っていけない運命となっている。やさしい人や暖かな人はけっきょく人間のことがわかるのでこれからの時代では生き残れるはず。面白いことになると思います。