癒しフェアと短歌大会
来週の土日は東京ビッグサイトで癒しフェアがあり、ローズ化粧品マドモアゼル・愛も出店します。26日、27日の二日間です。内容は前回のローズショーと同様です。ただ今回はチープなものですが応接セットを置きますので、そこでお休みになりながら心ゆくまで試供品を使ってみてください。ソープは使えませんので、他の試供品は大量に置いておきますね。色々試してみてください。私は土曜日の午前から午後2時頃まで居る予定です。よかったら遊びにいらしてください。C-45です。
翌日もフェアは続きますが、私は主催している星と森国際短歌大会があり、こちらに行っていてフェアには顔は出せません。星と森国際短歌大会は今年で10回を重ねた唯一の入賞歌を披講する短歌大会。自分で言うのも何ですが素晴らしいものなので関心がある方はぜひいらしてください。短歌大会は無料です。受付で愛先生のhpを見て来ました、、、と言ってくださればオーケーです。披講についてはこの日記でも何回も言っていますが、日本最古の文化のひとつで美術も礼儀も書も香り、お茶、食事、華道も、ほとんどの日本文化は歌会を通じて洗練せれていったので、歌会の主題である和歌の披講はほとんどの日本文化を育てた中心にあったものです。昔は歌で国魂を活気づけたのですから、日本は和歌の国と言っても間違いないのです。今では披講を知る人は極めて少ないですが、今でも人の心を振るわせる力があります。また倍音が多量に発生しますので、体と心に心地よい空間ができます。みな一様に、お風呂に入ったような気分になります。聞いているだけでそうなるのは、他の音楽にはない特徴でしょう。
披講は正面に置かれた松に向かって行われます。松に歌の神様を下ろし、お聞かせする形となります。そして歌を通して歌うもの、聞く者、歌の神様の波動が一体となる世界を作ります。これまでに色々な歌会を行っていますが、やはり星と森国際短歌大会での披講には特別なものがあります。非日常空間が歌の力によってできます。倍音の発生は、聞く人から、女性はどこで歌っていたのですか、、や、鈴を鳴らしていたのはどなたですか、、、という質問がこれまでに何回か来ました。それは整数倍の倍音の発声により、男性だけの合唱であるにもかかわらず、女性の声やさらに鈴の声が聞こえてくるように聞こえるからです。鈴木という神木の発想も、また巫女が鈴をなりながら舞を舞うのも、こうした倍音を暗示しているように思います。むかし、神が行き来する際に、おそらく鈴木、すなわち倍音とどろく現象があったのでしょう。今でも倍音がよく出る披講では、あちらの住人が聞きにやってきます。昔から天皇は歌会を真夜中に主催されたことがあったように、あちらの存在にも歌を聞かせていたのでしょう。それでこそ、聞く者、歌う者、そしてあちらで聞く者が一体となる不思議な世界が表出してくるのです。まったく日本文化の根底には凄いものがあると思います。こうした和歌披講を実際に行う、唯一の短歌大会ですので、ワークショップのつもりでいらしていただけても面白いと思います。私は当日はマドモアゼル・愛としてではなく、星と森の代表としております。歌も作り、最後に主催者の歌も歌われますので楽しみにしていてください。今年の歌題は星でした。私も星の歌を作りました。最後に披講されます。
場所は、東京の飯田橋駅から神楽坂を上り、毘沙門天などを通り越して、鮒中というお店を左折して150メートルほどダラダラした坂を上った右手にある、
日本出版クラブ会館 きくの間
時間は3時閉門してスタートしますので、2時40分ごろいらしてくだされば十分です。聞くだけで幸せを招くと勝手に思っている和歌披講をぜひお聞きください。無料です。
その後、4時半から祝賀食事会があります。こちらは有料ですが、こっちにも出席してみよう、、、と思う人はメールでご火曜日までに連絡ください。ただし、本当に価値があるのは、食事会よりもやはり本番の披講式のほうだと思います。祝賀会は単なるパーティです。
日本出版クラブ会館 03-3267-6111
新宿区袋町6番地
7月27日日曜日午後3時から4時まで きくの間