梅雨明け
16日の梅雨明けはジュセリーノさんが言っていた通りとなったが、今年は、というよりもこれからはずっと猛暑になるようだ。爆発曲線というものがあって、あるところまでくると、以降爆発的に伸びることを言う。地球の温暖化も今年から爆発曲線に入るらしい。毎年、1,2度づつ最高気温が上がっていた印象があったが、これば1,2度以上の数度づつ上がることになる。東京ではまだ40度は出ていないと思うが、そろそろ40度を超える日がこの夏にはやってくるのかもしれない。大昔、私がまだ20代のときだが、よく見た夢で、みながタクシーを待っている。私もその列にいるが、乗車の順番が近づいて気付いたのは、タクシーが船になっている。どのビルも一階部分は水につかり、2階あたりが船のタクシー乗り場になっていた。船タクシーに乗ると、水路のような場所をあたかも陸の道のようにして進む。交通機関はみな船タクシーや船バスだった。今思うと、これも温暖化の影響による将来の都市の姿を見たのかもしれない。場所は芝浦だったが。極の氷が溶けて海面が7メートル上昇するということらしいが、そうなったら確かにこうした光景になるだろう。7メートル上昇すると、実は港湾がこれまでのようには使えなくなるらしい。となると船を使った貿易は不可能になる。地域経済となり、グローバル化はなくなる。本当にそうなるのか私にはわからないが、いま、私たちが考えている未来とはずいぶんと異なるのではないだろうか。なんだか悲観的なことを書いていると思われるかもしらないが、実は反対で、私は未来に非常に自信を持っている。必ずよい時代が来ると思っている。とくに日本はきっとそうなる。いま、日本は世界のどこからも必要とされず、相手にされず、無能ぶりを際立てさせている。そのお陰で、段々と孤立し、自分の独自の生きかたを模索せざるをえなくなる。そうなるとアメリカ追随だけで威張ってきた今の上層の構造がまったく機能しなくなり、彼らはいずれ逃げ出す。それほど先のことではないと思う。それと一体となっていた企業体質も崩壊し、動ける者、知恵ある者、やる気のある者が、邪魔されずに活動できるようになっていくだろう。そうなったら変化は早いと思う。混乱と変化の時代に残るものを持っていることが大切だ。権力や構図、特権、などにしがみつこうとするものはどんどん苦しくなる。当たり前のことを当たり前に考え、それを実行して生きていく人にはやりやすい時代が来る。価値あるものは、利害とは別の人間関係、やる気、明るさ、前向き、そして公平で正しい、という点だと思う。皆が本当はおかしいのではと思っていた、教育界にも異変がおきだした。教育委員会は解散的出直し以外に許されるはずはない。改革など無用で、人間を変えた解散的出直し以外ない。教員試験で採用した半数の人が口利きだった。子供に弁解しようない問題外のことであり、総入れ替えした後の出直し以外ダメ。こうしたインチキは薄薄気付いていたが、やっと表に出た。まずは、事実がどうなっていたか。それがわかれば、変化は早い。年金の金は本当にまだあるのか。農協の金は本当にまだあるのか。郵貯のお金は本当にまだあるのか。日本の富はすでに本当は持ち逃げされているのではないかという不信が私などは感じる。だから隠すことがあまりに凄いものだらけで、自民党も民社党もみんなが怖気づいて何もできないでいるのではないか。まず、隠されていたものが出て来ること。事実を知ることからみずがめ座エイジは始まる。うお座時代のキーワードはアイビリーブ。その原理を利用した悪者は、幻想を信じさせ、理想でだましてここまでやってきた。そして時至り、みずがめ座の時代のキーワード、アイノウの時代が始まろうとしている。正しく事実を知る。それだけで実は時代は変わるのだ。だから悪いものがどんどん出てくることが大切。教育委員会のインチキは大分に限ったことではないはずだ。事実がわかったら上は逃げ出す。だれも居なくなったところから、自由な空気でまともな人がやればいい。偽装問題も組織の問題も、発覚は内部告発によるものが多い。これはこれまでの告げ口的なものとは違う。個人の正義感がもう許せないところまできた形の告発なのだ。みずがめ座時代というと、ちょうど私は現在、ミスティという雑誌で、アクエアリスオラシオンの連載をしている。みずがめ座時代のエッセンスのボキャブラリーを毎月2-3個上げて書いている。イエスが言った人の子の時代が始まりつつある、そういう歴史的転換点に私たちは縁あって生まれてきた。イエスを利用したのがうお座の時代であって、イエス自身はみずがめ座時代を語ったひとだと私は思っている。しかし最高の理想、神を幻想の道具として使い、人々に理想や神界をイメージさせて実は地上を支配してきたその壮大なインチキ。この2000年はまさに法衣を着た悪魔が動かしてきた時代であった。