7月頃かしら
今年の初めに多くのお相撲さんの顔を見て締め付けからくるストレスと暴力的な気配を感じたら色々な事件が起きた。今度は7月から8月ごろから急速に街中の人々の顔にやはり焦りや暴力的な気配を感じるようになった。お給料の明細を見て、私たちは気付いたのだと思う。突然の増税、しかも信じられないような大幅増税。そして自民党は参院選で敗北した。すでに自民党内でももう舵取りができない状況なのではないだろうか。防衛省問題にしてもどんどん出てきて、すでに自民党の力では隠しきれなくなって来ている。船場吉兆のインチキもすべてアルバイトのせいにしようとして、証拠の念書まで書かせようとしたらしい。しかし取引相手や働く仲間から、やはり真実の声が漏れてきてしまう。政治も商売も基本は同じだろうから、こうした事態に立ち至った経緯こそが今の時代を映しており、その修復の道はないと思う。動けなくなった政府。福田さんもアメリカには言いたいことを言ってくる、、、という。それは本音だと思う。もうどうにもならないということだ。アメリカのことはこの60年間、一筋に助けてきた。しかしもうどうにもなりません。ということだろう。福田さんはアジアサミットではアジア連係を本気で語ったし、これでダメならおいらはさっさといなくなりますよ、、、という政権なのだ。そしてアメリカ一辺倒ではもうだめだ、との本音を見せている。そしてやることはやりますが、どうにもならなくなったら私は逃げますからね、、、という政権。しかもそれはおそらく機能しなくなっているだろう。相場も大幅に下がっている。アメリカの低所得者住宅の問題というが、これでアメリカのドル低下を誰が助けるのか。日本は最後まで付き合ったものの、政治空白のお陰でもう付き合えない、、、というスタンスが皮肉だがやっと出せるようになった。日本が見放すとアメリカドルはどうなってしまうのだろう。レームダックのブッシュはもう戦争も起こせまい。結局次ぎの大統領は内向きの内政のみに特化していくことになる。アメリカ退場の時代に本当に入ったのかどうか。私はまだ早いかな、と思う反面、あり得るなと思う。これからの私たちは激震を覚悟したほうがいいかもしれない。自民党政治はすでにつぶれている。しかし次がないのでもっているに過ぎない状態。世相が悪くなるのは当然なのだ。私も3年前にドロボーに入られ、個人的にこれからくる時代のエッセンスを肌で感じたが、これがいよいよ全体的なイメージになっていくのだと思う。しかし個人の人生を考えるには願ってもない時代が来る。個性を持って生きる、個性的な遠慮は不要。誰もが個になって物事を考え、実行していく、、、本当に大きな意味でのみずがめ座時代が始まったのだろう。その前に力ある企業が国に代わってとんでもないことを言い出す、やりだす、支配しだす、、という悪夢があるかもしれないが、それに対抗するのは、個人的な文化力に他ならない。文化だけは何があってもつぶれない。文化の喜びを身にまとい、味気ない時代でも個がかがやきを増して生きることはできる。好きなもの、大好きなものを持つことがあるかないかが、これからの安全策になる。お金がいくらあっても危ない、健康だけでも足りない、、仕事だけだと殺される、、夢中になれるもの、大好きなものがあり、そして助けあえる仲間、許しあえる仲間、同じ感動を分かち合える関係などがあれば嬉しい。なんだ、大昔の人間の世界が復活してくる、、ということでもあるね。