高い生活費

ナスが5本ほど入った袋に298円の値が。きゅうりも同じく298円、、まさか。と思ったけど、本当にそうだった。人参も2本しか入ってないのに298円。なんでそんなに高いのか。東京のスーパーということもあるが、あまりにひどいと感じる。私はどちらかというと、お金の感覚にはうといほうで、出費が気にならない性格だ。水瓶座なので、そんなものなのだろうが、しかし今日のスーパーでは野菜を買うことができなかった。とくに高いスーパーなのだろうが、一応、普通の私鉄の駅に隣接してある、一般の人が普通に買うスーパーである。大体、なぜ値段が同じなのか、それからして不快だった。私でさえそう思うのだ、毎日生活を預かっている普通の主婦にとって、ナス5本が298円では、どうやって生活していけばいいのか、、、それほどの大問題だと思う。もう少し当然安いお店を探していくのだとは思うが、それにしても日本の生活費は高すぎる。毎日、生きていくために、人は食事をしなくてはならない。その食事にかかるお金があまりに高すぎると思う。とくにおかしいと思うのは、お米の値段だ。お米は毎日、最低でも2回は食べるものだ。一回はおそばやスパゲティ、パン、としても平均して2回はお米を食べるのが日本人の平均スタイルだと思う。そのお米の値段が、5キロで2500円とかするのだよ。あまりにバカげている。これは一種の暴力と同じだ。これでは日々スーパーに行って買い物する人が、一体どんな気持ちになるだろうと思う。毎日、イヤな思い、重たい思いを抱かざるを得ない、かと言って、人にこぼすわけにも、苦しいというわけにもいかない、、何かは買わなければ料理は作れない、、、こうしたことが、食べ物という、必要最低限の世界で起こっているのではないか。これでは日本はダメである。主婦を辛く、苦しい思いにさせるような国に未来はないと思う。しかし本当にバカにしている値段だ。私は田舎で暮らしているからかもしれないが、こちらは98円でナスが7-8本入っている。それでも高いと思うことがあるが、小さなナス、しかも今が旬ではないか。それがわずか5本で298円。お前ら、生きるな、、、と言うのと同じではないか。私も気付くのが遅すぎたとおもうが、主婦は毎日、毎日、こうしたいやな思いをしているのだと思うと、いたたまれなくなる。毎日、毎日こうした思いをしていたら、絶対に暗い気持ちになる。生きることを否定されているような、本当に情けない気持ちになると思う。生活コスト、とくに食費にかかる負担があまりに非人間的であるのは、悪い国だと思う。魚の切り身が200円。一家四人で800円。ナスの漬物はおいしいから一人1本食べたとして、4本約200円、ご飯が一食4合でやく300円。調味料、その他で100円。あわせて、1600円。これを2回で3200円。お昼抜きでも一ヶ月で96000円もかかる。実際はもっと上手にやりくりするのだろうが、わたしが自炊すると、もっとかかる。家のローン、教育費、保険料、交通費、電話代、電気代、、、これで誰が暮らせるのか。だから食費だけではイヤな思いをさせるような値段設定にしてはいけないと思う。政治の最優先課題どという気がする。もっと貧しい国でも、みな餓えずに明るく生きている。毎日ああいう値段を見て生きていけば、本当に暗い気持ちになってしまうだろう。ただ高いからイヤだ、、というのではなく、否定された感覚、冷たくされている感覚なのだよ。それでいて、そういうことを言えば、あなたがおかしい、と思われそうで、大きい声で言うわけにもいかず、、、ひどいやり方だと思ったよ。主婦の悲しみを298円のナスを見て思った日でした。本当に悲しい国だよ。