秋分の妖精茶会

秋分の日は今月の23日ですが、秋の妖精茶会は翌日の日曜日、24日に行います。ヒルズでの予定でしたが、今回も東京アトリエになります。今回のテーマは冥王星に関したセッションを考えています。ご存知のように冥王星が惑星から格下げされて、私たちの今後の認識が変化します。それは星の影響力にも変化があると私は考えますので、この冥王星の持つ力をしっかり認識し、自分の中で生かすためのセッションがテーマとなります。これまでに抱いていたもっとも強い憎しみにまず焦点をあて、それを流すこと。次にどんな不利な状況をも大きな利につなげてしまう本当の強さに対する信頼を、なんらかのワークショップで行う、これまでの妖精茶会と多少異なるものですが、もちろん歌や音楽、そしてお菓子、笑い、石、お花や緑は、変わりません。会費は1500円。お昼がつきます。時間は13時から15時までです。ご出席希望のかたはメールでお申し込みください。と、ここまではお知らせ。しかし本日は残暑が厳しかった。ニッポン放送の人生相談の録音が本日、秋の部が開始されていってきました。また通常のスケジュールが始まり、夏とさよなら、と思ったのに、まさに真夏を思わせる暑さのぶり返しだった。私はひとつの季節が終えるたびに、この季節に何人の人が新しい恋をし、または別れの季節になったのだろうかと、思ってしまう。季節の変化を人様の恋愛を通して感じようとするクセがある。なぜかはわからないが、私自身、人生の中でのもっとも強烈な体験が、恋愛や失恋関係だったせいかもしれない。ひとつの季節が過ぎていくために、ああ、どんな恋がはじまったのだろう、ああ、いくつの恋が終わっていったのだろう、、、と思ってしまう。もう少し文学的な感性が豊かだったら、命短き恋せよ乙女、、、というような歌詞が生まれただろうに、と思ってなんだか申し訳ないような気持ちになる。恋をしている人は現実を見ている、現実に直面している、恋は現実をごまかすことはできない、、、だからそこには喜びと苦しみがある。和歌でももっとも大切な歌は、恋の歌の相聞歌である。日本文化の真髄が恋なのだ。源氏だってそうだし。日本に限ったことではないか。世界共通だね。なんで学校では、恋をすること、恋を終えることなど、恋愛学を教えないのだろう。生きていくうえでもっとも大切なことのひとつなのに。恋を通して人は人生を知るし、恋を通して自分の守りに入ってしまうこともある。恋ほどその後のその人の人生を決めてしまうものはないのではないだろうか。だけど世界は、良い大学に入るか入れないかのほうがずっと大きいものであるかのように見ている。しかし実際は違うね。恋のほうがずっと大きな影響を人に与える。夏が終えて、どんな恋が始まり、そして終わっていったの、、、と、秋空に問いたくなる頃。