仕事の山
昨晩、無事に短歌大会が終了しました。日記を見ていらしてくれた方も何名かいらして、ありがとうございました。また、遠方からいらしてくださった、Sさん、ありがとうございました。とりあえず、良い歌が入賞し、しかも皆様楽しんでいっていただけたようで、何よりでした。気になるのは残された仕事の山ですが、気長にやっていきましょう。出席された皆様は、和歌を歌うことに、それぞれに感慨をいだかれたようです。大賞歌の、ああ、あれは母が来る音つえをつく音が病臥のわれにちかづく という歌は、披講することで本当に力を感じました。とくに、乙調2回という、重ねて歌うのですが、2回目は一回目の披講が終わらぬうちに、一回目の最後の部分に二回目の、ああ、、、を重ねて歌いだします。このときに、ああ、、という言葉に込められた思いが、活字の文字を見るだけでは伝わらない世界を私たちに感じさせるのです。それは素晴らしいものです。後に祝賀食事会があったのですが、その席で、色々な方々にお話を伺いましたが、みな、和歌披講を聞いて、日本人の遺伝子が目覚めた、という印象で語られていました。もっと言えば、日本人だけではなく、すべての人の根底にある愛の気持ちを、歌が刺激するものであるという実感でしょうか。とにかくありがたく今年の星と森国際短歌大会は終了しました。美女三人に囲まれて幸せ気分の写真です。