バリ祭

きょうはバリ祭。フランス革命はベルばらなど話題性もあって、日本では人気が高い。ただどう考えても、私は貴族のほうが気の毒に思ってしまう。革命派がわざと町を封鎖して食料をパリに送らなかった、というのがどうやら真相らしく、市民の本当の蜂起とは違うような気もするのだが。ロシア革命も市民は誰、、、というぐらいのもので、一種の陰謀と考えられなくもない。その後のブルボン王朝、ロマノフ王朝の行く末を思うと、感情的には私は貴族が気の毒に感じられてしまう。子供の頃から大切に育てられた貴族は、へんな人も多かったとは思うけど、人情には優れていた。その点、現代でもそうだが、競争社会を生き残ってきた人には、あまり人情は育たない。情を失った社会は結構、いやなものでもある。マリーアントワネットは処刑台で死刑執行人の足を踏んでしまい、思わず、失礼、、、と言ったというのはほんとうの話だろうか。私は本当だと思う。貴族パワーである。またプチトリアノンを見ても、やはり相当なセンスの持ち主であり、精神性の高さが感じられる。以前、お菓子を作られる方にマリーアントワネットの霊が宿り、色々な通信を交わしたというのを読んだことがある。やはりそれによっても素晴らしい人間性だったことが伝わってきた。ブルボン王朝以上にロマノフ王朝は悲惨な最期と遂げたらしい。おそらくかなりひどい扱いを受けて王室の子供を含む一族は殺されたというのが真相だろう。王朝を倒したサイドには、情がまったくなかった。そしてそういう波動のもとで近代は作られていった。恐ろしいことである。情が最後の人間性のとりでであり、これを失った組織、国、機構は人間のためにならない。現代の会社も機構も、組織などに、情の息ずくウエイトは少ない。能力で考える部分と情で捉えなくてはならない部分がはっきりせず、出世主義者がにせものの情で上司に取り入るようでは、これは最悪の図式になる。ところで関係ないけど、この間のツインクルレースですが、岡本翔子先生と私が二人とも結構儲けたんですよ。その他の開催してくださった会社の方々もそれなりに成果が上がり、楽しめました。私は3連単という難しい馬券を、5レースのうち3レーズ的中させて意気あがり、岡本先生は最後に払い戻しを受けたときに、えっ、こんなにもらえるの、、、と驚きの声。また行きたいですね。話はまた飛びますが、23日の日曜日、午後4時から日本出版クラブ会館という飯田橋駅から7-8分歩いた場所にあるところで、私の会社が主催する、星と森国際短歌大会が開催されます。今年で8回目になります。優秀な和歌を披講する民間ではたった一つのコンテストの発表があります。出席自由ですので、関心がおありの方はぜひいらしてください。5時半からの祝賀会に出席しなければ、すべて無料です。日本最古の文化とも言える、和歌披講をぜひお聞き下さい。祝賀会にも出てやろうではないか、、、という方は、あらかじめメールにてお申し込みいただけると幸いです。祝賀食事会費は1万円になります。場所など詳しい案内を明日以降にお知らせのところに出しますので、参考になさってください。