お打ち合わせ

きょうはわざわざ打ち合わせのために東京から5人もいらっしゃってくれた。あいにくの雨と春の不安定な山の気圧のせいで、私も体調がいまひとつであったが、有意義なお話ができました。みなさまありがとうございました。しかし驚いたでしょうね。やっと着いて車から降りようとしたところに全長2メートルもある蛇がいて、まったく動く気配なし。いつもはすぐにほえながらやってくる我が家の犬も、一度マムシに噛まれた経験からか、遠くの方から吠えてるだけ。来てくれればヘビさんもすぐに退散したのに。全員緊張しながらのヒルズ到着でした。しかし青大将の大きなヘビのようだったけど、もしかしたらシマヘビかな。とにかくおっとりした、悪意のない顔つきではあった。ヘビは家につくというが、またヘビが家につかない限りは本当の家とはまだいえないとも言う。かつて私の信州の山の家に、建築してから5年後ぐらいにヘビが家についたと思った。寝るために電気を消したら、ヘビがとぐろをまいていたのが見えた。しかしよく考えると真っ暗闇なので見えるはずがない。おそるおそる電気をつけてみると、何もいない。恐いので注意不覚家の中を探したけど、やはりいない。ヘビの幻覚をみたのである。そのときは気のせいか、と思うことにして眠りについたら、なんとまた同じへびが夢に出てきた。とても精悍な若いヘビという気がした。そのヘビがとぐろを巻いて舌を出して、私に挨拶しているように見えた。翌朝、不思議な夢だとおもい目を覚ましたが、敷地を散歩していて驚いた。昨晩、幻覚と夢で見たヘビと大きさが同じくらいの真新しいヘビの抜け殻を見つけたのだ。おそらく、そのヘビが家の守り神に着いてくれたのだろう、と思った。幻覚と夢は、ヘビからの挨拶だったのだと思う。今日のヘビさんもなかなか動かず意味深な気がしたので、挨拶という気もする。へびって、普通は意外に動きが早いものなのだ。行く手に現れてのんびりしているのは、挨拶なのかもしれない。しかしお客様は驚いたでしょうね。こりずにまたいらしてください
ね。