妖精茶会

妖精茶会に出席された方々から、嬉しい知らせがあった。翌日のプレゼンでその方の企画した内容が通って、かなり大きな仕事になるらしい。実力あってのことだろうが、妖精茶会に出席したことに関連づけて話してくれる思いやりが嬉しかった。しかし人間の運とは本当に紙一重だと思う。よくマージャンを後ろから見ていて昔、思ったことがある。ついてる人というのは、物凄くついているのではなくて、他の3人よりも、ほんの少しだけついているということがわかった。ほんの少し、、、というところがミソで、極端な開きはない。だからこそ、相手も強気でくるし、最初から降りたりせずにぶつかってくる。そこでほんの少しツキがあると、接線に勝ち、結果として大きな違いにいたる。逆に本当についていないときと言うのは、ほんの少しついてないのだ。むしろ一見ついているようにも見える。なかなかいい手がくるものだ。だからがんばって無理をし、結局勝負になって負けてしまう。あきらかに最初からツキがなければ、立ち向かわないし、無理もしない。墓穴を掘ることもないのだ。人生も同じである。ほんの少しの違いが実は大きい。物凄い違いとは違い、ほんの少しの違いが実は大きくなっていくのだ。結果として。だからツキをもたらすためには、ほんの少しの違いをつくることが大事。またマージャンの話で恐縮だが、その昔、20人ぐらいで行う、徹夜マージャン大会があった。私も呼ばれたので出席したが、どうせやるのなら、勝ちたいと思った。ただその想いは全員が一緒だから、それだけではダメ。何か人と違うことに注意してマージャン大会に臨もう、、と思ったのだ。そして考えたのが、マージャンというのは牌が自分の思ったようには来ない。そのため、誰もがそわそわした気分で、早く欲しい牌がこないかと、ヤキモキするもの。それが態度に出て、しょっちゅうタバコをすったり、手でヵチャヵチャと牌を鳴らしたする。私はタバコは吸わないが、牌を鳴らすことはあったので、そうだ、牌を鳴らすとは、ヤキモキしている表明なので、それではまるで自分のほうから、どうせいい牌が来るわけない、、、と決めてしまっているのと同じ。今回の24時間は決して牌を鳴らすのを止めよう、、、と決めて、私は奇跡的な勝利と手にした。たかがマージャン大会ではあるものの、しかしここで学んだものは大きかった。ツキがほんの少しの違いによるなら、こちらも、ほんの少しの注意が必要。何も力むこともないのだ。ツキをもたらす法則はあるような気がする。それは一貫したほんのちょっとした心的態度にある。以前、私はミス日本になった18歳のお嬢さんにアドバイスをした。予選で受かり、東京代表になった時だが、全国では厳しいと本人も思っていたし、なんだか内気な娘で抜けている印象は無かった。このままでは、内心私は全国では厳しいと感じたので、彼女の弱点を上手にカバーする方法を方ってあげた。ミス日本になれると思う、、、と単刀直入に聞いたが、やはり自信がなさそうである。私はそこなんだよね。心のそこから、ありがとう、私を選んでくださって、、、という気持ちで審査を受けるんだよ、、、落ちるとか落ちないではなくて、ありがとう、選んでくださって、、、の気持ちで当日はやるんだよ。そして持っていたラズライトの石を上げた。お守りだよ、と言って。彼女がミス日本になった報告はNHKの方から伺ったが、当日石を持ってのぞみ、愛先生にくれぐれもお礼を、ということであった。よかったとおもった。ほんの少しの違いなのだ。凄いことを自分に果たそうとする必要やない。ほんの少しの心的態度の変化が奇跡を起こすことを私たちは忘れてはならない。写真は苗をまつキッチンガーデン。