バーナンキ氏
今日、明日とアメリカFOMCの会議がバーナンキ氏を中心に行われる。利上げはまず確実だというけど、問題はどの程度で止まるかだ、アメリカやヨーロッパ、イスラエル、イラクなどの問題を見ていると、日本の流れは本当にこれでいいのか、と思う。小泉が一応改革路線をとってきたが、成果はひどいものの、以前の威張っていた勢力を抑えたものの、ここに来て、またゆり戻しが凄い。任期終了の後をにらんだゆり戻しということだが、ここでまた戻ってしまったら、日本は100年を無駄にするかもしれないくらい、危ないときだと思う。私がなぜホリエモンを心情的に応援したくなるのかも、実はその奥に、前権力構造と小泉を中心とする改革組みとの熾烈な争いがあり、前権力構造がゆり戻しをはかっている、その代理戦争の様相が見て取れたからである。日本の潜在力が回復し始めた時期に、ホリエモン事件をもって信用構造を落とさせたぜんのは、前権力構造だと思う。そういうことをしなければ、日本は投資だけで食べていける人が人口の2割は作れた。けっきょく、官僚的権力構造は、自分たちだけが豊かでなくてはならないという、劣等感構造を持っている。日本の最深の問題である。新生日本がはばたけるかどうかの際に、彼らの新時代撲滅の反動は罪が深いと私は思う。ホリエモンがやっていることは、けっきょく、前権力者のやり方であり、権力構造の中では当たり前の構図である。実際、その後されに大きなNECの粉飾については、なにも問題にされず、意図的に報道さえ抑えられている印象を受ける。本当にいいんだろうか。海外は知っている。小泉も実はまだ負けておらず、国の遊休地やしせつなど、100億円以上を売却すると決めた。そんな莫大な国の財産が独り占めにされていたのかと思うと、前権力構造は本当にエリートだったのだろう。しかしそれは従来の日本らしさとは異なる。小泉がいなくなればまた自分たちの時代だと、彼らはかんがえているのかもしれないが、そんなふうになったら、私はそのときは自民党は大敗北を喫すると思う。ただではどこに票をいれるのかの、どこがない。これも凄いことである。民主党であるわけがないだろうし、またタレント的議員のの大躍進につながる可能性もあるだろう。次の選挙ではビジョンを作って欲しい。次の時代の夢と戦略を語って欲しい。本気でこの国を良くしていこうと、考えて欲しい。どうせ死ぬんだよ、どんなに権力を持っても。だから、もう自分の利益だけでなく、本気でこの国を良くしていくように、心を変えて欲しい。世界は動きだしています。日本はまだそのことがわかっていない。あの戦争のときも、沈みかかる船の中で、まだ権力闘争をしているようなところが日本にはあった。今度こそ力をあわせなくては日本の未来はあぶないと本気で思っている。しかし政治からはかわらないだろうね。きっと。でも、出てくれなくては困る。羨望と金と見栄を刺激し、それによって経済活動をリードし、日本株式会社をリードしてきたやり方では、もう無理。日本人は本当はもっとずっと豊かな感受性をもっている国民。次のステップに進みたがっているのだと思うのですが。