みやびフレイ氏

がいらして一緒に食事をし、昨今の占い事情について、お話した。大阪からいらして明日帰る前に寄ってくれました。みやび氏とはたまにこうして談笑する。ネットの先駆者的な人のひとりで色々な発明、発見も数多い。私の星占いのネットに関係したアドバイスなど、いただくことも多い。ここで締め切り催促があり、一旦閉じます。また夜に書き足します。
夜の10時になりました。工事中だったザヒルズスターアンドウッドが今夜からオープンします。こちらは豊富な写真がメインになっていく日記ですので楽しんでください。しかし今年の冬は寒い。もう慣れてしまったが、慣れると冷たさが快く感じられることもある。エスキモーの人は0度ぐらいになると空気が気持ち悪く感じられることがあると、確かマッキンレーで消息不明になった登山家上村直己氏が言っていたと思う。確かにマイナス何十度の世界に慣れた体には0度は気持ち悪く感じられるのだろう。しかし体の慣れというのは凄いと思う。寒さにも暑さにも基本的には慣れる。適応してしまう。人間のこの適応力というものを真剣に研究した話はあまり聞いたことがない。高山病になるような高地にいる人や海底の圧力の凄いところでの作業など、慣れると信じられない力が発揮される。狼少年などは保護された後も這い回っていたらしい。もし赤ちゃんのときから、人間は逆立ちをして歩く世界だったとしたら、おそらくみんな逆立ちをしていただろう。手なんかはきっとかなり太くなっていたはず。適応ができるのが人間の特徴なら、これからもどんな環境でも状況でも、人は本当は生きていけるように出来ている、とそう考えてみると面白い。限界なし。恐怖をともなわなければ人はかなりのものに適応できるという考えは夢がある。私が大好きで苦しかった青春時代に座右の書だった荘子には、天は偉大で、もし天が私の体を朝目覚めた時に鳥のような形に変えていたら、コケコッコーと鳴いてみよう、と言う。不運と嘆かずに甘んじて受け入れ、その変化を積極的に楽しんでやる、、、という。凄い哲学だ。不幸なら不幸な運命を楽しんでやるぞ、王様になっても王様を楽しめない人は何をやっても楽しめないことを荘子は知っている。仕事でご一緒する加藤泰三先生は、よく人生相談で
平社員を楽しめない人は、部長も楽しめない、と言う。しかし人は部長になれたら楽しめる、、、と勘違いするのだ。自分を楽しめなければ、何をしててもダメとは、確かに論理的に正しい気がする。さすが加藤先生。この自分を楽しむ、、、これは才能だろうか、それとも考え方で変えられるものなのだろうか。私は考え方だと思う。自分を楽しもう、、、そう思う発想が普通はない。しかし、そうだ、自分を楽しんでみよう、、、と思うと意外にだれでもそれが出来るものだと思う。新しい発想を受け入れるだけでいい。すべての人が自分を楽しみだすと、この世は光輝いてくるはず。人のことは基本的にどうでもいい、みんな、自分を楽しみましょう。怪しく美しい酔芙蓉の花。私の好きな花です。