2003年09月24日(水)曇り
21年過ごしたオフィスの引越し。その上に東京の私のアトリエも同じ場所に移すなど、あわただしくしています。あと数週間は荷物の整理その他で大忙し。こういう時に限って、仕事も忙しく、関係者の皆様には、本当にご迷惑をおかけしております。しかしまるで言い訳に聞こえますが、確かに言い訳なんですが、これで環境が落ち着けば、本気で集中できる状態になります。10月にはいったら、多少は落ち着いて仕事に集中しますので、しばらくのご猶予を。石川さん、大熊さん、長澤さん、高木さん、管さん、深水さん、もう少しお待ちくださいね。多方面にご迷惑をかけている状況です。26日は最後の引越しの荷物が山の家に来る日。あと稲刈りと冬野菜の田づくり。それと山のようにたまった仕事とあるけど、11月になればなんとか正常に戻るでしょう。正常といっても異常に忙しかったのですから、この二ヶ月は体が参ってしまいそうでした。毎日平均睡眠が4時間、という状態がもう2ヶ月近く続いています。ナポレオン並みですね。ところで関係ないですが、地方に住んでいる方はわかるかもしれませんが、今年はカカシを見ましたか。カカシや鳥よけの網なんかも見た人は少ないのでは。なぜかというとすずめがいないからなんです。おそらく全国的にすずめが居なくなってる。たった一年で、どういうことなんでしょう。一匹もいない、といってはオーバーでしょうが、本当に私はまだ一匹しか見ていません。あんなに秋の稲刈り時にいたすずめがいなくなるなんて、どう考えてもおかしい。こんなことこれまでにあったのかしら。私が知る限りではない。突然すずめが消えたんです。オゾンホールが原因とか、ちらりと聞いたけど、何が真相かは不明。しかし何かが起きてなければおかしい。経済や仕事もいいけど、もっと地球レベルでの異常がおきているという不安あり。地球にやさしい、、、なんて企業は言いますが、考えてみれば気味悪い言葉。人間が地球にやさしく、なんて、完全にいかれてしまった考えなんです。地球には自浄力がありますから、まずい、と思ったら、一晩で山脈すら作ってしまうでしょう、地球は。人間は地球にやさしくどころか、地球が人間にやさしくしてくれることを、畏れ、祈る立場でしょうに。地球の心配はいいから、それよりも地球を怒らせないこと、まずいと思ったら、今の文明をすべて破壊するくらいのことは、地球はたった一晩でやってくれますから、心配ご無用。本当は体に悪いのに、まるで体に良いように聞こえる、マイルドなタバコのコマーシャル的な言い方は本質を何かごまかしますね。多少は環境について考えるようになるからいい、ということもあるかもしれないけど、もっと深刻な状況だと私は思うんだけど。若い人に力がなくなってるでしょ。すぐに疲れる人が多い。私もいつも疲れっぱなしだからあまり人のことは言えないけど、しかし、小学生が疲れた、、、という言葉を本気でいうらしいです。考えてみると、昔は小学生が疲れる、、、という感覚はあまりなかったような気がする。そんなこと考える前に、黙って寝てしまった。こういう変化があまりに早すぎる。といっても、明治の人の平均身長と現代人では、おそらく15センチ以上も今の人のほうが高いので、体の変化は私達が考える以上に早いし、そんなに心配することないのかもしれませんが。とにかくすずめがいないことは気になります。