2003年09月12日

日記がないと、クレームが続出。読んでくださる方が多くいてくれて、嬉しい限りです。夏が終えたと思ったら、まるで真夏のような残暑が続いています。世の中は火星的事件が多く、爆発事故、テロ関係、火事など、多事多難な印象ですが、景気の方は段々アップしているとか。しかし、これまでとは時代を動かす原動力が違っているので、その点を勘違いすると次の景気の波に乗れないはず。経済が大きくなった国はこれまでにも色々あったけど、歴史的に見て衰退してしまった国がほとんど。ではどういう国が最後まで残ったか、それは文化が事業化された国だけが衰退を免れているんです。今の日本もその点が分かれ道になっています。もう製造技術がどうとか、いうのではなく、もちろん、それらはまだ当面は大きな力になることは確かですが、文明はこれからの原動力にはならない。文化的な事柄に発展の余地があるわけで、文明と文化の違いもわからない政治家が多いのは関係ないですが驚き。それでも今後の日本は観光立国という言葉を総理が使ったように、小泉さん自身はわからずに言っているのでしょうが、本当にその通りだと思う。日本の自然を美しく復活させ、治安を以前のように良くし、文化芸術を興隆させたソフト国家を目指すと、大変なことがおこります。世界は 不安定な国が多いので、世界中の大金持ちが日本に安住の地を求めたとしたら、現在の問題のほとんどがそれだけで解決してしまう。2000億円以上持っている大金持ちを1万人日本に帰化させれば、それだけで日本の銀行はあらゆる問題をクリアーしてしまうでしょう。アメリカ、中国、イスラエル、中東、韓国、台湾、それらの国の大金持ちは、いま、お金を抱えてウロウロしている気分なんです。どこかに安全で快適で、良い国民性の国を探している。そういうものが、本物の価値があることだと、自分が大金持ちであるがゆえにわかる。そのためなら、どんなに大金をかけても行きたい、住みたい、とそう思う。日本人の国民性は今は問題があるように言われるけど、しかし、やはり世界の国々に較べると、段違いにやさしく、人に温かく、善意があることは、わかる人はわかっている。日本を世界のユートピアにすれば、それだけで食べていける国になります。またそれができるのは日本だけなのではないかしら。スイスは仲間内でお金の安全を約束しあっているようなもので、本当の安全とは違う。人間性、国民性が、真の財産であることを日本人は気づき、それを戦略的に国づくりに活かすことなんです。政治家のみなさん、このことわかってくださいよ。あっという間に凄い国づくりができるチャンスが到来しているのに。