2003年01月21日(火)晴れ

仕事が始まるとやはり日記を忘れてしまうことがおおくなる。今年は大して忙しくしないようにしてるけど、やっぱりルーチンの仕事だけでも相当な量があって、改めてこれまで忙しくしてきたことを感じた次第。しかし今年こそ本気でやりかたを変える。オフィスが分散しているのを一箇所にし、しかも最小の機能に集約し、仕事の内容も変えるつもり。これまで20年にわたって有料情報でやってきましたが、これからはこのまま進むとはおもえず、もっと自分のリアリティに即した形にしていきたい。もちろん収入の柱は当分同じでしょうが、何かこのまま情報化が進むとはどうしても思えなくなっています。理由はなく直感です。当然、情報化の社会が後戻りするわけはないのですが、あくまでそれは手段なんですよね。手段なのにまるで主体のようになっちゃってる位置にいるのが、不安定な気がして、そこに深くコミットするのに魅力が感じられなくなっている。そんな風に考えているときに小説や物語を書いてみると、やはり面白いんですね。だから、これでやっていこう、、、と。もちろん仕事にはならないでしょうが、ライフワーク的にやっていったことがダメならこれは仕方ないので、自分が読んで楽しむだけだっていいと。そのためにも職場環境を整理し、身軽になり、仕事も分かりやすくし、整備しなおす面がたくさんあります。 しかし考えて見れば、これまで30年仕事をやってきて、ずっと無意識に思っていたのは、シンプルにすることだったのだときずいた。シンプルな生き方、暮らし方、を求めて、ずっと仕事をやってきたような、そんな気がします。しかし、実際にはなんと多くのことをかかえてしまったことでしょう、、、。しかし、そうどこかで思っていたので、本当の意味での重荷は自分にはない気もする。ただ色々なことを整理していないだけ。それをやらなければいけないな、、、という気になってます。やはり、本当の新年が近いからそうおもうんだろうね。これが1月1日が新年だとおもっちゃうと、従来の価値観をつい引っ張ってしまうのかもしれない。天の時にきずけない、凄い仕組みだったりして。ルーチンの追われるとやりたいことが見えてこないけど、私の年齢になればもう自由にやったほうが皆のためでもあるのです。なんか、勝手にやってる人がいる、、、ああしてても、人間生きていけるんだね、、、、と教えて差し上げなくては。今時代はピークアウトしていますから、エントロピーの流れる方向がもうすぐ変わります。相場でも最高値をつけるときは、一番みながもっと高くなる、、とそう思っているときなんですが、実際はそこから永遠に大底まで下がり続ける転換点なんです。最高値で買った人は永遠に儲からない、、、いま、時代信仰の最高値のときなんです。今は信仰の時代で、実は現実は遠ざけられていたんです。人は、歩きながらも、歩いていたのではなく、観念の塊が移動していた、、、そういう時代。現実ではなくて、信仰の世界を生きていたのです。それが瓦解始めています。信仰が隠していたものは、人間の霊性とか、見えない世界の真実とか、考えて見れば不思議ですね。宗教者が霊性といっていたものが実は幻想で、本当の霊性を隠していたんですから。