2002年12月12日(木)晴れ

やけに寒い日が続きます。これまでずっと暖冬だったのに、なんだか今年は本格的な冬と言う感じ。いきなりさむくなったせいか、頭が痛いです。この時期は大体体調が悪いのですが、今年もそんな風。といっても仕事がとにかく多すぎる、、、真剣にやり方をもっと考えなくてはダメ。流れに任せたほうがいいことと、自分で変えていかなくてはいけないことと、両方あるわけで、その見極めを間違えないようにしなくては。この時期になると、来年の運勢がいろいろとでてくるけど、けっこういろいろな占いの人が、そうとう悪いような感じで言っています。天変地異が多いというのですが、中には彗星が突然現れて、地球に大変な影響を与えると言う人も。よく読むと、まるで、昔からいうところの救いの球と同じなんですよね。救いの球は、カソリックの一部の人たちの予言なんですが、要するに、そうなると人類史最後の年、ということになってしまうような大激変。私個人は、昔から関東大地震も、あと100年は起こらない、という考えなんですが、どうなるやら。ただ、社会矛盾はかつてないほど大きくなっているので、相当な経済的激変の時代に入ったことは確かだとは思います。これまでのような生活のしかたは、本当に限界を迎えてくるかもしれません。お金に関わることでは、時代は本当に変わるでしょう。そのスタートは、すでに始まっているのですが、来年は見える形になるかも。ただ、アメリカはイラク攻撃をやはりやめるべきだと思います。世界的なテロ事件が頻発するようになるでしょう。どんなに強権で規制しても、無理なんですよね。もし、本気でイスラム諸国を怒らせたら、一体何人の人が自分の命と引き換えに、報復にでることやら。もう、力で押さえようとする考え事態が陳腐で、古いんです。やはり貧困を無くす以外にないんですよ。そのために国際間で一致団結すれば、あっというまに世界は安定するのに。まだ儲けたい人には、他の高度な喜びを与え、退場してもらうしかないでしょう。武器を売ってもうけるより、武器を破棄した企業に、名誉を与えることです。本当に文化の偉大さがいずれはっきりしてきます。芸術、文化、がどのレベルに位置ずけされているかで、先進国か、後進国かを決定するバロメータにすべきなんです。たったそれだけの意識変化で、すべての問題が解決するんです。文化より金儲けに価値を置いたことがすべての問題といっても大げさではないとおもいます。文化を大切にされ、深く愛された高円宮様がお亡くなりになり、残念でなりません。本当に偶然に、その昔私はとある飲み屋さんで一緒になり、お客様は宮さまだけだったので、失礼しようとしたところ、まあ、いいじゃないか、、というお許しで、占星術の話や、音楽の話、文学の話をしたことがあります。あと、私が一番苦しい青春時代に、とある高級住宅地の一角に、オンボロアパートがあって、家賃5000円で私は暮らしていたんです。その時のお隣が、宮さまのお生まれになったお住まいだったんです。宮さまのお住まいがあるので、駐在のおまわりさんがいて、高級住宅街に一軒だけあるオンボロアパートということもあって、よくその駐在さんが私のアパートに見回りにきていたものです。よほど、危ないと思われていたのかもしれませんね。そのことを宮さまにお話したら、喜ばれていました。文化芸術をこよなく愛された宮さまですが、本当に文化の時代がもうすぐ訪れると思います。人間の営み、生きる喜び、、、それが各地の文化を育てていったのですから、最上のものなんです。それによらない社会は、必ず、なんらかの目的指向型になる以外になく、奇態としての発展以外にないのです。そして、今、その限界が見えてきているのですから。