2002年10月17日(木)晴れ

秋晴れのよい天気でしたが、夜中になって雨が降り出しています。困るな、秋の長雨といって、一度振り出すと結構長いときがあるんです。畑の都合で私の場合はまずいんです。湿り気が多いと、耕運機で耕しても粘土の固まりになってしまい、サラサラとならなくて、種が蒔けないんです。せいぜい丸4日は晴れてくれないと、今の状況では無理かも。この間蒔いたのはキッチン畑で、家のすぐ横の畑。これは小松菜オンリーのわずか1.5坪ぐらいの小さな畑だけど、これでも一冬分の小松菜は十分に収穫できるんですよ。これからの時代は、皆が家で野菜を作り、あまった野菜を待ちの八百屋さんが買い取ってくれる、そういうシステムにするといいんですよね。簡単にできるでしょ。これからは何事もプロの時代ではなくて、アマチュアの時代なんです。アマチュアの方が良いものをつくれる、そういう時代。精魂込めて家の庭やベランダ、窓辺で作った野菜の方がプロがつくるものより、おいしいにきまっているから。主婦などは、きっと自分が作った野菜を買い取ってくれるシステムがあれば大喜びすると思うね。励みになるから、値段じゃないんですよね。たった10円だとしても、自分が作ったトマトを買い取ってくれるとなると、嬉しいわけです。また、買うほうとしても、一つ一つが心がこめて作られた野菜なら、こんなにうれしいことはありません。これからの時代は、おそらく多くの人が考えている時代ではなく、まったく違ったシステムになっていくと思います。そのひとつに、アマチュアのものづくりがあるでしょう。あと、幾重にも重なっている緊密な互助制度、そして物々交換なんです。お金がなくても十分に生きていける時代がくると思いますよ。というよりもお金に頼ると、豊かに生きられなくなる時代になるでしょう。お金って、直じゃないから、生きたものが手に入らないということでもあるんです。お金を通すと何でもそうなる宿命があるんです。私はお金儲けは凄く好きな方だけど、それは今のシステムの限界の中で必要であるだけで、やはり互助関係、物々交換、自主生産、という時代がきたら、もうお金儲けは考えませんね。そのほうがかえって得するからなんです。実は今でも、本当はもうそういう構造になっているのだけど、まだ幻想に左右されていてお金がなければ生きていけないと考えているだけ。工夫すればあっという間に変わるときなんです。これからはお金で自分の人生の方向を考えると、失敗するうえに、損をします。奇妙な話だけど、お金すら儲からなくなるはず。時代の絶対価値が変化したためなんです。お金はその時代の絶対価値にリンクするものなので、その根本が変わり、絶対価値は土地でも金でも頭脳でも株でもなく、表現なんです。自分を表現することができれば生きていけるんです。これからは。何も芸術活動や文化活動だけではありません。表現とは、ひとの話を聞いてあげるのが好きで、それが自分の表現なら、その人はそのことで生きていける、そういうことなんです。才能とかよりも本当かどうか、ということになると思います。本当の自分って、けっこうないがしろにされてきているんですよね。そこをつかれてながいこと、人間はしてやられてきたわけですよ。