2002年03月21日(木)晴れ
きょうは春分。季節ごとに開いている妖精茶会は、今回は23日に雑誌のミスティ、モニク共同主催で行うことになりました。すでに、出席者が決まっており、今回はオープンな形になりませんでした。次の秋分祭は山でやる予定です。春分のきょうは、わたしひとりで、春分の祈りはささげます。詩を歌うのですが、23日には、出席者にも詩を作ってもらい、有志には歌っていただく予定。楽しみです。桜も咲いて、急に春になってしまい、毎日が凄く忙しいです。仕事も年度はじめ的なことが多いし、草も例年になく早く生えてきて、草刈のことを考えると、気が重いです。畑はすでに草ぼうぼうで、白菜も小松菜も大根もブロッコリーもすべて菜の花が咲き、何がどの野菜なのかわからない状態。けっきょく食べきれないで花が咲きました。今度から販売しようかしら。うちの野菜はおいしいですよ。乾燥しているためか、山火事が頻発しています。わたしもこの時期になると、自分が起こした山火事のことを、毎年思い出します。忘れもしない、ずっと前の3月20日のことです。焚き火から山火事を起こし、一瞬にして火の山に。赤松林なので、よく燃えることこの上ないという感じでした。あれは体験した人でないと、その怖さはわからないと思いますよ。詳しい内容は、私のウェーブの、超心理占術、という番組に。無料部分のなかに、神秘エッセイがあり、そこに書いてありますが、とにかく怖かったです。ふっと思い出した、火事の呪文を唱えて山火事を奇跡的に止めたのですが、呪文は、秀真伝という古書の中にあったもの。これは四国の小笠原家の人が、代々研究してきたものなのですが、小笠原家の人は、江戸時代に起きた大火を何回かやはりこの呪文で止めているらしいんです。屋根に登って呪文を唱え、大火を止めたらしい。偽書といわれているんですが、私もたしかにその呪文で赤松林の火事を止めたんです。鎮火後に来た消防士が、みな、それにしても不思議だ、、、と首をかしげていました。消防士の常識から言っても、春のからからの赤松林の火事がやむわけはなかったのでしょう。秀真伝のおかげだったんです。私達の周囲には、おかげさま、が必ずいるんです。おかげさまで、、とよくいいますが、それは妖精のことなんです。なんでも人間の力だけでやっていると思うのは大きな間違いで、おかげさまの力がなくては、人間は大したことなどできないんですよね。おかげさまを見方にするか、自己過信から苦労するか、自由に選べるとしたら、どうでしょう。何かがうまくいったら、きっとおかげさまのせいだと、そう考えるといいんです。やった、自分の力だ、と必要以上にうぬぼれると、おかげさまは、ああそうですか、ではどうぞ、これからは勝手にひとりでやってください、、、ということになるわけですね。単に損得ではなくて、おかげさまのような妖精が私達のまわりに、この現代のいまでもいてくれるとは、すばらしいことなんです。考え方ひとつで、まだ神話の時代は決して終えてはいないんですね。