2002年02月04日(月)晴れ
立春おめでとうございます。暦の上では春です。今年は年賀状は立春に出させていただいた方が多かったです。自分なりの感じでは、新春はやっぱり立春ですね。しかし、今頃に年賀状もらった方は、びっくりされたかも。お年玉付き年賀状で出しましたが、当たってるか、外れているかは、見ないでだしましたので、きっと当たりもあるはずです。子供の頃、切手を集めていて、本当に夢中だったんですね。小学校低学年の頃です。町に見返り美人という高価な切手と、月に雁という、これまた高価な切手が一枚ずつ持ってる人がいて、なんとしても私はそれが欲しいわけです。しかし、当時の価値で、500円というとてつもないものであり、毎日十円のおこずかいでは、手にいれることは不可能。当時、切手収集は子供たちに多く、毎日のように自分の切手を見せよって、自慢したり、交換し合ったりして遊ぶんですが、私はなんとしても、見返り美人と月と雁が欲しくて、がんばった訳です。この切手をあのこと交換して、さらにその切手を、あの子のあの切手と交換し、さらに、あれとあれとを、、、という感じで、最後は、とにかくあの手この手で、とうとう一年がかりぐらいで、まずスタンプ付の見返り美人を手に入れ、さらにその一年後には、スタンプなしの月と雁を自分のものにしたのです。今考えると、わずか10歳にも満たない子が、まるで商人のようなことをやったんです。人間、本気になると、何でもできるというのは、本当かもしれませんね。結局引越しや何やらで、切手はどこにいってしまったのかわからなくなりましたが、5-6年前に、復刻シリーズで、見返り美人と月と雁とが、80円切手として、販売されたんです。うれしくて、20シートぐらいずつ買い、うちに遊びに来る人に、おみやげのように数枚ずつ差し出してあげると、皆喜んで持って帰り、今は、もう残り少なくなってしまいました。私はその昔、ユダヤの商人だったことがあるらしく、前世の話ですよ。越智啓子先生にそういわれたことがあるんです。商売がうまくいって、大変な金持ちだったそうです。熱心にユダヤ教を信仰していたのですが、歳がいってから、ものすごく若い可愛い女性と結婚し、子供をもうけたのですが、狼藉ものが家に押し入り、妻と子供は殺されてしまったとか。それ以来、前世の私は、神をのろい、宗教を捨てたということらしいのです。私の仕事好きは前世の影響なのかも。みっつぐらい印象的な前世があるということで、ひとつは葦の船に乗って、ナイル川を流された赤ちゃんで、まるでモーゼですが、生まれてはいけない王侯貴族だったんでしょうね、そういうことはたまにあったのだと思います。もうひとつの前世は、前に日記にも書いたことがあると思うけど、ヨーロッパの魔女狩りの時代の魔術師の親分だったんです。これは越智先生だけではなくて、カラーパンクチャーでも、同じく出てきたので、意外に本当なのかもしれません。あと、商売柄、私は超能力者の知り合いが多いのですが、その一人の方に、ニーチェが前世です、といわれました。大体、有名人になるんですよね、前世って。しかし、前世がわかったところで、どういう意味があるのか分からないし、また、本当に前世なのかもわかりませんが、不思議な夢を感じますよね。結局、魂の連続性に対する安心感と、実は自分の前世を見ているようで、わたしたち、存在するものの一体感や、過去と現在と未来とが、一体となる中で私は存在し、私はあなたであり、あなたはわたしであるという、やすらぎが前世を感じるときに、思い出されるのかもしれませんね。